5.主要耐久消費財の所有と普及の状況

更新日:2016年2月19日

(1)主要耐久消費財の所有数量と普及率

 二人以上の世帯について、平成26年10月末日現在の1,000世帯当たりの所有数量(以下「所有数量」という。) を見ると、ルームエアコン (3,097台)が最も多く、次いで、たんす (2,786台)、テレビ(2,131台)などの品目が続いている。 (図表5-1)
 普及率(当該耐久消費財を所有している世帯の割合、以下「普及率」という。)を見ると、冷蔵庫(98.6%)が最も高く、次いで、洗濯機(98.5%)、テレビ(98.3%)などの品目が続いている。(図表5-2)

図表5-1 1,000世帯当たり主要耐久消費財の所有数量が多い、所有数量の増加率が高い上位5品目(二人以上の世帯)

品 目 名

平成21年
所有数量(台)

平成26年
所有数量(台)

所有数量
対前回増加率(%)

所有数量が多い耐久消費財

ルームエアコン

2,822 3,0979.7

たんす(作り付けを除く)  1)

3,964 2,786-29.7

テレビ  2)

2,1132,1310.9

床暖房  3)4)

1,552

電気掃除機

1,332 1,436 7.8

所有数量の増加率が高い耐久消費財 

ピアノ・電子ピアノ  5)

210 279 32.9

空気清浄機

455580 27.5

サイドボード・リビングボード

457574 25.6

食器洗い機

298369 23.8

ベッド・ソファーベッド(作り付けを除く)

1,0401,244 19.6

1) 平成21年調査では調査品目に「たんす(作り付けを除く)」がなかったため、「和だんす(作り付けを除く)」、「洋服だんす(作り付けを除く)」、「整理だんす(作り付けを除く)」を合算したものと比較している。
2) 平成21年調査では調査品目に「テレビ」がなかったため、「薄型テレビ(プラズマ 液晶 有機ELを含む)」、「カラーテレビ(ブラウン管)」を合算したものと比較している。
3) 「床暖房」の所有数量は、畳数単位。
4) 「床暖房」は、持ち家で平成元年以降に取得したものに限定して調査を行っている。
5) 「ピアノ・電子ピアノ」は、平成21年は「ピアノ」を集計している。

図表5-2 主要耐久消費財の普及率が高い、普及率の上昇幅が大きい上位5品目(二人以上の世帯)

品 目 名

平成21年
普及率(%)

平成26年
普及率(%)

普及率
対前回増加率(%)

普及率が高い耐久消費財

冷蔵庫

98.6 98.60.0

洗濯機

99.4 98.5 -0.9

テレビ

98.3

電気掃除機

99.0 98.1 -0.9

電子レンジ(電子オーブンレンジを含む)

97.297.8 0.6

普及率の上昇幅が大きい耐久消費財 

ピアノ・電子ピアノ  1)

20.7 26.1 26.1

食器洗い機

29.6 36.8 24.3

サイドボード・リビングボード

38.0 45.1 18.7

空気清浄機

37.0 43.6 17.8

IHクッキングヒーター  2)

16.7 19.1 14.4

1) 「ピアノ・電子ピアノ」は、平成21年は「ピアノ」を集計している。
2) 「IHクッキングヒーター」は、平成26年調査では、持ち家で平成元年以降に取得したものに限定して調査を行っている。 

(2)前回調査との比較

 二人以上の世帯1,000世帯当たりの所有数量を、5年前(平成21年)と比較すると、ピアノ・電子ピアノ(対前回増加率32.9%)、空気清浄機(同27.5%)、サイドボード・リビングボード(同25.6%)の順で増加率が高くなっている。(上記図表5-1)
 また、普及率では、ピアノ・電子ピアノ(対前回増加率26.1%)、食器洗い機(同24.3%)、サイドボード・リビングボード(同18.7%)の順で上昇幅が大きくなっている。(上記図表5-2)

(3)全国との比較

 主要耐久消費財の所有状況について、大阪府と全国を比較すると、電動アシスト自転車(所有数量1位)、床暖房(同8位)、ルームエアコン(同14位)等の品目で、所有数量、普及率とも全国を大きく上回った。
 一方、ベッド・ソファーベッド(同44位)、自動車(同46位)等の品目で、所有数量、普及率とも全国を大きく下回った。(図表5-3)

 

図表5-3 1,000世帯当たり主要耐久消費財の所有数量,普及率(二人以上の世帯)

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総務部 統計課 物価・家計グループ

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