賃上げ一時金調査  令和5年  【春季賃上げ】(詳細分析報告)

更新日:2023年6月16日

令和5年春季賃上げ妥結状況 (詳細分析報告) 【同一の組合による対前年比較】

○大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課は、今年の府内労働組合の春季賃上げの妥結状況について、前年からの妥結額等の動きを詳細に把握するため、「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた同一の組合による対前年比較・分析を行いました。

  【全体結果】

項  目

令和5年

令和4年

対前年比

妥結額

11,060円

6,342円

4,718円増
(74.4%増)

賃上げ率

3.70%

2.10%

1.60ポイント増

 【調査時点 : 令和5年5月24日現在】 【加重平均(組合員1人あたり平均)】 【集計組合数 : 357 組合】


 【主な特徴点】
  ・妥結額、賃上げ率ともに前年を大幅に上回っている。
  ・すべての企業規模で前年を大幅に上回っている。
  ・産業別では、製造業、非製造業ともに前年を大幅に上回っている。
    また、製造業では全業種で、非製造業では8割の業種でプラス傾向となっている。

  

調査対象及び集計方法

  本調査は、5月24日までに「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた419組合(※)のうち、妥結額についても把握できた357組合について、対前年比較及び詳細な分析を行いました。

 (※)この419組合を対象とした加重平均結果については、6月5日公表の令和5年春季賃上げ要求・妥結状況(最終報)をご覧ください。
 

調査結果の詳細分析 【集計組合数 : 357組合】

(1)妥結額の状況 【添付資料の1ページ・表1 参照】 

  本年調査では、妥結額 11,060円(前年 : 6,342円)と、対前年比 4,718円増・ 74.4%増となり、前年を大幅に上回る結果となりました。
     

(2)企業規模(従業員数)別の妥結状況 【添付資料の2ページ・表2 参照】

  企業規模別の妥結額における対前年比較では、
   「299人以下」が
、対前年比 2,935円増 ・ 54.2%増 (令和5年 : 8,349円 令和4年 : 5,414円)
   「300から999人」が、対前年比 4,361円増 ・ 73.0%増 (令和5年 : 10,332円  令和4年 : 5,971円)

   「1,000人以上」が、対前年比 4,956
円増 ・ 76.3%増 (令和5年 : 11,452円 令和4: 6,496円) 
  
となりました。
           

(3)産業別の妥結状況 【添付資料の4,5ページ・表4−(1),(2) 参照】

  産業別(大分類)における対前年比較では、製造業が 11,878円(対前年比 4,891円増、 70.0%増)、非製造業が 10,123円(対前年比 4,520円増、
   80.7%増)となりました。
  製造業では、増減傾向(矢印)を記載した17業種全てでプラス傾向となりました。
  非製造業では、増減傾向(矢印)を記載した10業種のうち8業種でプラス傾向となりました。
   
 

発表資料のダウンロード

令和5年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告) [Wordファイル/115KB]
令和5年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告) [PDFファイル/131KB]                    

このページの作成所属
商工労働部 雇用推進室労働環境課 地域労政グループ

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