○大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課は、今年の府内労働組合の春季賃上げの妥結状況について、前年からの妥結額等の動きを詳細に把握するため、「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた同一の組合による対前年比較・分析を行いました。
【全体結果】 項 目 令和5年 令和4年 対前年比 妥結額 11,060円 6,342円 4,718円増 賃上げ率 3.70% 2.10% 1.60ポイント増
(74.4%増)
※ 【調査時点 : 令和5年5月24日現在】 【加重平均(組合員1人あたり平均)】 【集計組合数 : 357 組合】
【主な特徴点】
・妥結額、賃上げ率ともに前年を大幅に上回っている。
・すべての企業規模で前年を大幅に上回っている。
・産業別では、製造業、非製造業ともに前年を大幅に上回っている。
また、製造業では全業種で、非製造業では8割の業種でプラス傾向となっている。
本調査は、5月24日までに「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた419組合(※)のうち、前年の妥結額についても把握できた357組合について、対前年比較及び詳細な分析を行いました。
(※)この419組合を対象とした加重平均結果については、6月5日公表の令和5年春季賃上げ要求・妥結状況(最終報)をご覧ください。
本年調査では、妥結額 11,060円(前年 : 6,342円)と、対前年比 4,718円増・ 74.4%増となり、前年を大幅に上回る結果となりました。
企業規模別の妥結額における対前年比較では、
「299人以下」が、対前年比 2,935円増 ・ 54.2%増 (令和5年 : 8,349円 令和4年 : 5,414円)
「300から999人」が、対前年比 4,361円増 ・ 73.0%増 (令和5年 : 10,332円 令和4年 : 5,971円)
「1,000人以上」が、対前年比 4,956円増 ・ 76.3%増 (令和5年 : 11,452円 令和4年 : 6,496円)
となりました。
産業別(大分類)における対前年比較では、製造業が 11,878円(対前年比 4,891円増、 70.0%増)、非製造業が 10,123円(対前年比 4,520円増、
80.7%増)となりました。
製造業では、増減傾向(矢印)を記載した17業種全てでプラス傾向となりました。
非製造業では、増減傾向(矢印)を記載した10業種のうち8業種でプラス傾向となりました。
令和5年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告) [Wordファイル/115KB]
令和5年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告) [PDFファイル/131KB]
このページの作成所属
商工労働部 雇用推進室労働環境課 地域労政グループ
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