賃上げ一時金調査  令和3年  【夏季一時金】(詳細分析報告)

更新日:2021年8月6日

令和3年夏季一時金要求・妥結状況(詳細分析報告)【同一の組合による対前年比較】

【集計組合数:401組合(加重平均)】【調査時点:7月14日現在】

項目

令和3年

令和2年

対前年比

妥結額

661,044円

695,338円

▲34,294円
(増減率:▲4.9%)

支給月数

2.19か月

2.30か月

▲0.11か月


【調査結果の特徴点】

■妥結額、支給月数ともに前年に比べ減少を示す。

■企業規模別の妥結額は、「1,000人以上」では前年に比べ減少を示す一方、「299人以下」で微増、「300から999人」で増加となった。

■産業別の妥結額は、非製造業では前年に比べ11%を超える減少を示す一方、製造業では微増となった。


大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課は、今年の府内労働組合の夏季一時金の妥結状況等をまとめました。

本調査の調査対象・集計方法

本調査は、7月14日までに「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた504組合(※)のうち、前年の妥結額についても把握できた401組合について、対前年比較及び詳細な分析を行いました。
(※)この504組合を対象とした加重平均結果については、7月30日公表の令和3年夏季一時金要求・妥結状況(最終報)をご覧ください。

調査結果の詳細分析

(1)妥結額の状況

本年調査では、妥結額661,044円(前年:695,338円)と、対前年比34,294円減・0.11か月減で、前年を下回る結果となりました。

(2)企業規模(従業員数)別の妥結状況(添付資料のP2・表2 参照)

 企業規模別の妥結額における対前年比較では、
「299人以下」が、対前年比4,519円増・0.8%増(令和3年:545,690円 令和2年:541,171円)、
「300人から999人」が、対前年比14,277円増・2.2%増(令和3年:668,052円 令和2年:653,775円)、
「1,000人以上」が、対前年比50,794円減・7.0%減(令和3年:674,202円 令和2年:724,996円) となりました。

(3)産業別の妥結状況(添付資料のP4,5・表4−(1)、(2) 参照)

産業別(大分類)における対前年比較では、製造業は微増となりましたが、非製造業は11%を超える減少となりました。
製造業では、増減傾向(矢印)を記載した15業種のうち9業種でプラス傾向となっており、全体として731,473円(前年:728,388円)と、3,085円増・0.4%増となりました。
非製造業では、増減傾向(矢印)を記載した10業種のうち5業種でマイナス傾向となっており、全体として581,862円(前年:658,180円)と、76,318円減・11.6%減となりました。


発表資料のダウンロード

令和3年夏季一時金要求・妥結状況(詳細分析報告) [Wordファイル/127KB]

令和3年夏季一時金要求・妥結状況(詳細分析報告) [PDFファイル/319KB]


このページの作成所属
商工労働部 雇用推進室労働環境課 地域労政グループ

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