お酒を飲むと、アルコール物質は胃腸から吸収されて血液の中に入り、肝臓で分解されながら全身にまわっていきます。アルコールは体のあらゆる部分に影響を与えます。アルコール物質は口から入って肝臓で分解されますが、そのスピードはゆっくりで、ビール中びん1本分のアルコールを処理するには約4時間かかります。睡眠中に肝臓はほとんど働かないので、お酒を飲んでから眠って起きた時は、酔いがさめている感じがしますが、体にはアルコールが分解されずに残っています。
また、長期間の多量飲酒は、アルコール依存症やさまざまな内蔵障がいの原因になります。
まずはあなたの普段の飲酒量がどのくらいか、日本酒換算で何合くらいになるか、調べてみましょう。
日本酒1合で、約20gの純アルコールを含みます。
あなたの普段の飲酒量はいかがでしたか?健康日本21で出されている「節度ある適度な飲酒」は1日平均で1合になります。女性と65歳以上の方は、この半分(0.5合)です。
ただし、妊娠中、授乳中の方、未成年、アルコールが悪影響を及ぼす病気をお持ちの方は禁酒しましょう。
あてはまる項目はありますか? |
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1 飲酒量を減らさなければならないと感じたことがありますか。 (Cut down) |
2 他人があなたの飲酒を非難するので気にさわったことがありますか。(Annoyed by criticism) |
3 自分の飲酒について悪いとか申し訳ないと感じたことがありますか。(Guilty feeling) |
4 神経を落ち着かせたり、二日酔いを治すために、「迎え酒」をしたことがありますか。(Eye₋opener) |
2項目以上当てはまる場合は、アルコール依存症の可能性があります。
最寄りの保健所、もしくは下記の相談窓口へご相談ください。
参考:こころの健康総合センター作成パネル
「飲酒に起因する身体の病気」 「節度ある適度な飲酒を!」
(https://www.pref.osaka.lg.jp/kokoronokenko/kokoronokenkodukuri/paneru.html)
このページの作成所属
健康医療部 四條畷保健所 企画調整課
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