食塩は、私たちが生きてく上で必要なものですが、継続的な食塩のとり過ぎは、高血圧や胃がんのリスクを高めることが報告されています。
20歳以上の食塩摂取量の目標量は、1日男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満です。(日本人の食事摂取基準2020年版)
しかし、大阪府民の食塩摂取量は、1日男性10.5グラム、女性8.7グラムであり、約2グラムの食塩をとり過ぎています。(平成29年大阪府民の健康・栄養状況)
ちょっと意識するだけで、食塩の量は減らすことができます。1日の食塩摂取量の目標量を意識しながら、「適塩」に取り組んでみましょう!
汁を半分の残すと約3グラムの食塩量が減らせます!
1杯減らすと約1グラムの食塩量が減らせます。具を野菜たっぷりにするとさらにグッド!
大盛り、つゆだくにしないで!大盛りにすると約1.3グラムの食塩量が増えます。
「かける」より「つける」ことで摂取量が減らせます。
醤油やソースは料理の上からかけず、別皿にとり、つけて食べましょう。
漬物・キムチ・たらこ・佃煮等は食塩量が多いので、少量を楽しむようにしましょう。
野菜は、体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、20歳以上の目標量は1日350グラムです。(健康日本21(第二次))
生の野菜を350グラム食べることは大変ですが、加熱することでかさが減り食べやすくなります。
サラダばかりではなく、煮物やおひたし、具だくさんの汁物など食べ方を工夫し、朝食で1皿、昼食で2皿、夕食で2皿、「1日5皿」食べましょう!
朝 1皿 | 昼 2皿 | 夕 2皿 |
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朝食を食べると、血糖値と体温が上がり、集中力や仕事へのやる気がアップします。
朝食を食べる習慣がない方や忙しい方、朝に食欲がない方は、何か食べることから始めてみましょう!
朝食を食べる習慣がない方は、野菜ジュースや飲むヨーグルト、果物など食べやすいものからはじめてみましょう。
おにぎりやパン、シリアルなど、脳のエネルギー源となる糖質を多く含む主食をしっかり食べましょう。
さらにおかずをプラス!組合せを考えて、野菜類や肉・魚・たまご・豆類などの料理を加えましょう。
たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなど栄養素の働きはそれぞれ異なり、連携しあって体のコンディションを整えるので、バランスよくとることが大切です。
栄養バランスよくとる方法が、主食・主菜・副菜をそろえた食事です。
朝・昼・夕の3食それぞれにそろえることを実践してみましょう!
厚生労働省・農林水産省は、栄養バランスにすぐれた食事の目安として「主食」「主菜」「副菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つの料理区分から1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかを示した「食事バランスガイド」を作成しています。
詳しくは、農林水産省ホームページをご覧ください。
四條畷保健所では、交野・畷・大東地域活動栄養士会メープルにご協力いただき、「食塩2グラム、野菜たっぷり簡単レシピ」を作成しています。
新たなレシピや料理動画はFacebookで続々公開中!おうちでぜひ作ってみてください。
※Part3を印刷するときは、出力用紙は【A3】、【2アップ】、印字方向は【逆方向】、【短辺とじ】の両面印刷がおすすめです。
新たなレシピや料理動画は、Facebook(外部サイト)で続々公開中です!
野菜、油、塩の量に配慮したヘルシーメニューです。
主食とおかずを組み合わせたものであり、下記の基準のうちすべてを満たすものを「V.O.S.メニュー」、いずれかを満たすものを「プレV.O.S.」といいます。
V.O.S.を提供しているお店・給食施設(大東市・四條畷市・交野市)
また、大阪府ホームページでは、府全域の提供店・施設を紹介しています。
目印はロゴマークです。気になるメニューや近くのお店を探してみてください。
うちのお店も健康づくり応援団の店では、次の3項目をはじめとする健康に配慮した取組を行っています。
うちのお店も健康づくり応援団の店は、大阪ヘルシー外食推進協議会のホームページで紹介しています。
目印は、うちのお店も健康づくり応援団の店ステッカーです。ぜひ、近くのお店を探してみてください。
このページの作成所属
健康医療部 四條畷保健所 企画調整課
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