受入廃棄物の測定結果(試験処理)

更新日:平成31年3月15日

 試験処理の実施に先立ち、受け入れる廃棄物について、放射性セシウム濃度などの測定を、岩手県宮古市において行いました。
 その結果、廃棄物の放射性セシウム濃度は、「大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針」で示す受入基準(100ベクレル/キログラム以下)を十分に下回っています。また、空間放射線量や遮蔽放射線量についても、この指針の基準を満たしており、受け入れる廃棄物は安全なものであることを確認しました。

【測定結果】

(1)廃棄物の放射性セシウム濃度

                                                                                                                           (単位:ベクレル/キログラム〔Wet〕)

項目組成比率

セシウム134
(検出下限値)

セシウム137
(検出下限値)

合計値

加重平均値

受入基準 

木質95.0%

N.D.(4)

N.D.(4)

N.D.

100以下
プラスチック4.0%3(2)4(2)

繊維

1.0%3(1)7(2)10
紙類
わら
 
※N.D. :Not Detected
  ・・・測定できる最低値(検出下限値)に満たず、検出できなかったことを意味します。
 ※加重平均値の計算について
   廃棄物の組成ごとの構成比(組成比率)に基づき、加重平均によって放射性セシウム濃度を計算しています。
   木質の放射性セシウム濃度はN.D.となっていますが、検出下限値を用いています。
   計算式は以下のとおりです。
    (木質) 8 Bq/kg X 95%  + (プラスチック) 7Bq/kg X 4%  + (繊維) 10Bq/kg  X 1%
= 8
 ※プラスチックの測定値は、「Dry(乾燥状態)」では、セシウム134が3Bq/kg、セシウム137が4Bq/kgとなります。
 ※繊維の測定値は、「Dry」では、セシウム134が4Bq/kg、セシウム137が9Bq/kgとなります。 
 
⇒測定結果の詳細については、こちらをご覧ください [PDFファイル/137KB]
 

(2)廃棄物の空間放射線量

(単位:マイクロシーベルト/時)

空間放射線量
(最小値−最大値)

バックグラウンド

基準
0.05−0.070.06バックグラウンドの3倍未満

 ※対象とする空間(廃棄物が存在する空間)の単位時間当たりの放射線量を測定するため、廃棄物の山の周囲10地点で測定しました。

⇒測定結果の詳細については、こちらをご覧ください  [PDFファイル/206KB]


(3)廃棄物の遮蔽放射線量

(単位:マイクロシーベルト/時)

遮蔽放射線量基準
0.000.01以下

 ※廃棄物からの放射線量を測定するため、鉛製の箱の中で試料に測定器を接触させて測定しました。
  測定値から、試料を入れていない箱の中で測定した値を引いた値が遮蔽放射線量となります。

⇒測定結果の詳細については、こちらをご覧ください  [PDFファイル/118KB]


(4)廃棄物の有害物質溶出試験結果

 分析結果は以下のとおりです。

(単位:ミリグラム/リットル)


分析項目

岩手県の
木くず等可燃物の
分析結果(定量下限値)
【参考】
舞洲工場のごみ
〔平成24年8月28日採取分〕
の分析結果(定量下限値)
参考値(※)

アルキル水銀化合物

N.D. (0.0005)

N.D. (0.0005)

検出されないこと

水銀又はその化合物

N.D. (0.0005)

N.D. (0.0005)

0.005以下

カドミウム又はその化合物

0.002 (0.001)

N.D. (0.001)

0.3以下

鉛又はその化合物

0.10 (0.01)

0.037 (0.001)

0.3以下

六価クロム化合物

N.D. (0.02)

N.D. (0.03)

1.5以下

砒素又はその化合物

0.013 (0.005)

N.D. (0.001)

0.3以下

セレン又はその化合物

N.D. (0.005)

0.002 (0.001)

0.3以下

ポリ塩化ビフェニール(PCB)

N.D. (0.0005)

N.D. (0.0005)

0.003以下

   ※舞洲工場のごみの分析結果は、大阪市から提供を受けたものです。
 ※N.D.:Not Detected
  ・・・測定できる最低値(定量下限値)に満たず、検出できなかったことを意味します。
   (※)参考値:廃棄物の有害物質に関する基準はありませんが、参考として「金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令」(昭和48年2月17日総理府令第5号)に定める数値を記載しています。

⇒測定結果の詳細については、こちらをご覧ください  [PDFファイル/80KB]


(5)アスベストの測定結果

 岩手県宮古地区の二次仮置場の破砕・選別施設において、府が受入れる廃棄物の破砕・選別を行っている間に風下2地点でサンプリング・測定した結果、基準を満たしています。                                                                  

                                         (単位:本/リットル) 

地点

総繊維数  

基準 

0.23

 10以下

0.28

                                                             

※総繊維数とは、長さ5マイクロメートル以上、幅3マイクロメートル未満で、かつ、長さと幅の比が、3対1以上の繊維状物質を計数したもので、アスベスト以外の繊維も含んでいます。
※平成23年度の大阪市内の一般環境大気中のモニタリング結果は、0.056本/リットル未満から0.33本/リットルとなっています。


 

このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 施設整備グループ

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