災害廃棄物の受入処理は、平成25年9月10日の北港処分地での焼却灰の埋立処分をもって終了しました。
府民の皆さまには、災害廃棄物の受入れにご理解・ご協力いただき感謝申し上げます。
大阪府では、岩手県の要請を受け、大阪市と連携して、平成25年1月から9月まで宮古地区(宮古市、岩泉町、田野畑村)の災害廃棄物(木くずを中心とする可燃物)約15,300トンを受入れ、処理することで、被災地の一日も早い復興を支援してきました。 大阪府が受入れた廃棄物は放射性物質がほとんど検出されておらず、運搬や焼却などの各段階において実施した測定結果も全て処理指針の基準を十分に下回っており、安全に処理することができました。 |
漫画『美味しんぼ』での本府の災害廃棄物処理に関する記述について(平成26年12月12日)
大阪における災害廃棄物の広域処理による岩手県の復興支援の取組内容をとりまとめました。
大阪府における災害廃棄物の広域処理による岩手県の復興支援について [PDFファイル/1.38MB]
岩手県宮古地区(宮古市・岩泉町・田野畑村)の木くずを中心とする可燃物
受入対象の廃棄物 | 岩手県宮古地区の位置 |
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⇒ 災害廃棄物の各処理工程の様子については、こちらをご覧ください。
各処理工程で放射性セシウム濃度等を測定しました。その結果、いずれも処理指針に定める基準を十分に下回っており、安全に処理されました。
測定対象 | 測定結果 | 基 準 |
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受入廃棄物 | 不検出から1キログラムあたり8ベクレル | 1キログラムあたり100 ベクレル以下 |
焼却灰(飛灰) | 不検出から1キログラムあたり21ベクレル | 1キログラムあたり2,000ベクレル以下 |
※測定結果の詳細は、下記をご覧ください。
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安全性確認のために実施した測定の結果等を掲載しています。 |
大阪府では、災害廃棄物の受入れにあたっては、府民の安全が大前提と考え、放射線の専門家による「大阪府災害廃棄物処理指針検討審議会」での意見をもとに、「大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針(処理指針)」を平成23年12月27日に策定、平成24年6月18日に改定しました。
岩手県や国からの要請により岩手県宮古地区の災害廃棄物(可燃物)を受入れることとなり、受入処理を行うにあたっては、処理指針に基づき試験処理を行い、安全に処理できることを確認したうえで本格的な受入れを行いました。
受入れまでの検討の詳細は、下記をご覧ください。
災害廃棄物広域処理の経緯・関係資料 | ![]() | 安全性について | |
災害廃棄物の受け入れに関するこれまでの経緯や関係資料を掲載しています。 | 受入廃棄物の安全性について掲載しています。 | ||
![]() | 大阪府災害廃棄物処理指針検討審議会について | ![]() | 災害廃棄物処理に関するQ&Aについて |
処理指針の策定及び変更にあたっては、専門家にご審議いただきました。 | これまでに寄せられたご意見について、問い合わせの多い質問への回答を掲載しています。 | ||
![]() | 大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針(処理指針)について | ![]() | 災害廃棄物の受け入れに関する説明会について |
災害廃棄物の処理については、府民の皆様の安全が大前提と考えて策定した処理指針を厳守して処理を実施しました。 | 災害廃棄物の受け入れに関する説明資料等を掲載しています。 | ||
![]() | 試験処理について | ![]() | 岩手県の災害廃棄物と広域処理について |
本格的な受入れに先立って安全性の確認を行った試験処理の概要と測定データ等を掲載しています。 | 被災地の早期復興のためには、災害廃棄物の広域処理への協力が必要です。 |
このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 施設整備グループ
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