トップページ > 府政運営・統計 > 審議会・委員会 > 審議会・協議会・会議等 > 部長会議 > 令和2年4月1日開催 部長会議の審議・報告の概要

印刷

更新日:2020年4月1日

ページID:15554

ここから本文です。

令和2年4月1日開催 部長会議の審議・報告の概要

  • とき 令和2年4月1日(水曜日)午前11時から午前11時20分まで
  • ところ 新別館南館8階 大研修室
  • 出席者 知事、副知事、各部局長等

会議資料

※冒頭に異動者の紹介あり。
(坪田スマートシティ戦略部長、松本福祉部長、小林商工労働部長、土肥会計管理者、森本警察本部総務部長)

地方自治法改正に基づく内部統制について

総務部長

  • 本日地方自治法が一部改正され、都道府県知事等に対し、事務の管理及び執行が法令に適合し、適正に行われることを確保するための基本方針を定め、これに基づき必要な体制を整備することが義務付けられた。
  • 内部統制を端的に言うと、「起こりうる法令違反や不適切な行為をリスクとして捉え、職員一人ひとりが担当業務についてそのリスクを認識するとともに、その発生を未然に防ぐための取組み」である。
  • 事務の法令適合性や適正性の確保については、従前から庁内で様々な取組みが行われていることから、それら既存の取組みを活かして進めていきたい。
  • この方針に基づき、知事を内部統制の整備及び運用の最終責任者として、知事部局の財務に関する事務を対象に取組みを始めていく。
  • 具体的な作業については、直近3か年程度の監査あるいは会計実地検査での指摘事項を中心に、総務部法務課で抽出した評価点検シートをもとに、リスクを確認する作業を想定している。今後、ご協力をお願いする。

大阪府大規模災害タイムラインについて

危機管理監

  • 災害に備えたタイムラインについては、大阪府災害等応急対策実施要領の中で定めているが、本日付けで要領を改定し、「大型台風接近時の事前準備等タイムライン」「台風接近時の危機管理室タイムライン」を加えたので報告する。
  • 資料の始めにある「災害発生時タイムライン」は従前どおり。
  • 「大型台風接近時の事前準備タイムライン」は、部局ごとに時間軸に応じて、取り組んでいただく内容を整理している。ここで言う大型台風とは、知事の災害モード宣言の対象となる大型台風で、具体的には陸上の最大風速が30mを超える台風が接近する見込みの場合、このタイムラインに準じて各部局準備を進めていただきたい。
  • 「台風接近時の危機管理室タイムライン」については、先ほど申し上げた予想陸上最大風速30m以上に加え、25m以上、一般的な警報にとどまる場合、それぞれについて危機管理室のタイムラインを示している。
  • 今後台風が接近した場合、このタイムラインに沿って各部局で対応をお願いする。

田中副知事

地震と比べ台風は事前に準備する時間があるが、進路が直前にならないとわからない。夜間の避難はリスクがあり、垂直避難しないといけないので、今回24時間以内を一括りにしているが、もう少し丁寧な記載が必要だと思う。これから色々な訓練を通じてバージョンアップしていくと思うが、各部局にお願いしたいのは、訓練時にタイムラインが実行できているかというのはもちろん、今のタイムラインのままでいいのか、補強すべきことはないか、そのような視点で訓練をしてほしい。最近想定外のことが多いが、想定外のことを想定するぐらいの気持ちで訓練をしてほしい。

危機管理監

実際の台風の対応、訓練を通じてより充実したものに変えていきたいと考えている。また、実際に台風が接近した場合は、さらに細かいタイムラインを危機管理室で作り対応したいと思う。

山口副知事

タイムラインは、各部局からの情報をまとめて作成したのか。

危機管理監

各部局の取組みを取りまとめ作成している。昨年の台風第19号の際、事前準備を各部局と密に行った。各省庁からも各部局に事前準備としてやるべき項目について通知があった。そういった内容を集約して作成した。

山口副知事

タイムラインにより手順が明確化されたので、これを実施する体制や、点検をどのように行うのかなど、各部局でしっかりと検討する必要がある。災害時には想定外の事態が起こるので、各部局長の下で内容を詰めてほしい。

年度当初にあたって

知事

  • 本日から新年度がスタート。新型コロナ対策について、府庁を挙げて対策している状況。総力を挙げて臨んでいくので、部局長には組織をしっかりまとめてもらいたい。
  • 内部統制について、我々は府民から信頼されている公共の組織。不祥事があると役所そのものの信用が失われる。一人ひとりが問題意識を持ち、ガバナンスについてもしっかり効かせてほしい。
  • 災害時のタイムラインは、府民の命を守るうえで重要。大阪では、国のガイドラインにもなく、他の自治体では行っていない、災害モード宣言も実施している。大阪が特に壊滅的な打撃を受けるのは台風や津波などの水害と考えており、これから大事なのは垂直避難。どうすれば、一人でも多くの府民の命を救えるのか、各部局長には想像力をもって取り組んでもらいたい。タイムラインについても、想像力を働かせて作りこんでいってほしい。
  • コロナ対策については、健康医療部を中心に激務の中で仕事をしている。危機事態なので、府庁一丸となって取り組んでもらいたい。ニューヨークやイタリア、スペインなど先進国の諸都市で起きている爆発的な感染拡大が起きた時、医療崩壊を招くなど甚大な被害が発生するので、そうならないように取り組んでほしい。一方で経済面も意識する必要があり、かじ取りが非常に難しい。コロナ対策は全庁を挙げて取り組んでいく。皆さんのご協力をよろしくお願いする。
  • 本日の会議の形態もコロナ対策の一環として行ったもの。まず、役所自体が「3密」を意識する必要がある。これまでの部長会議は非常に狭い空間で実施していたが、本日はコロナ対策のため広い会議室で間隔を取り実施。その趣旨を含みおき、それぞれの部局の会議等で実践してもらいたい。
  • また、私がコロナに感染したときの対策として、副知事とは濃厚接触にならないように席を離し、対面に配置。各部局でもぜひ取組みを進めてもらいたい。
  • 新年度が始まったが、引き続き部局長の皆さんの力が必要なので、府政の推進に力を貸してもらいたい。

≪以上≫

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?