平成27年6月委員会会議会議録

更新日:平成27年7月30日

大阪府教育委員会会議会議録

1 会議開催の日時

   平成27年6月19日(金曜日) 午前9時30分 開会

                 午前10時7分 閉会

2 会議の場所

   大阪府公館 

3 会議に出席した者

教育長向井 正博
委員立川 さおり
委員井上 貴弘
委員竹若 洋三
教育監和田 良彦
教育次長橋本 正司
教育センター所長津田 仁
教育総務企画課長水守 勝裕
教育振興室長中野 伸一
高等学校課長橋本 光能
高校再編整備課長土佐 邦之
支援教育課長藤井 清
市町村教育室長浦嶋 敏之
小中学校課長坂本 暢章
教職員室長河西 陽三
教職員人事課長後藤 克己

4 会議に付した案件等

◎ 議題1 知事からの意見聴取に対する回答の承認について

◎ 議題2 平成28年度大阪府立高等学校中国等帰国生徒及び外国人生徒入学者選抜について

◎ 議題3 平成28年度大阪府公立高等学校知的障がい生徒自立支援コース入学者選抜及び平成28年度大阪府立知的障がい高等支援学校職業学科の大阪府立高等学校に設置する共生推進教室入学者選抜について

◎ 報告事項1 エンパワメントスクールの平成27年度設置校の状況及び平成28年度設置予定校の概要について

 

5 議事等の要旨

(1) 会議録署名委員の指定

 立川委員を指定した。

(2) 5月20日の会議録について

 全員異議なく承認した(5月20日に出席していない竹若委員を除く)。

(3) 議題の審議等

 

◎ 議題1 知事からの意見聴取に対する回答の承認について

【議題の趣旨説明(教育総務企画課長)】

 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により知事から意見を求められた次の議案について、大阪府教育委員会事務決裁規則第5条に基づき教育長が代決により異議がない旨を回答した。この代決を、同規則第7条第2項に基づき承認する件である。

 ○条例案

  1 知事等の給料及び期末手当の特例に関する条例一部改正の件

  2 大阪府認定こども園の認定の要件並びに設備及び運営に関する基準を定める条例一部改正の件

  3 大阪府学校医等の公務災害補償に関する条例一部改正の件

 

【委員の質問及び意見】

なし。

 

【採決の結果】

 賛成多数により原案どおり決定した。

 (賛成者 向井教育長、立川委員、井上委員、竹若委員)

 

◎ 議題2 平成28年度大阪府立高等学校中国等帰国生徒及び外国人生徒入学者選抜について

【議題の趣旨説明(高等学校課長)】

 平成28年度大阪府立高等学校中国等帰国生徒及び外国人生徒入学者選抜を実施する高等学校及び学科を次のとおり決定する件である。

  ・大阪府立門真なみはや高等学校(普通科総合選択制)

  ・大阪府立布施北高等学校(普通科及びデュアル総合学科)

  ・大阪府立成美高等学校(普通科総合選択制)

  ・大阪府立福井高等学校(総合学科)

  ・大阪府立八尾北高等学校(総合学科)

  ・大阪府立長吉高等学校(総合学科(エンパワメントスクール))

 

【委員の質問及び意見】

(井上委員) 定員があって選抜があるので不合格が出てくるのは仕方がないと思うが、日本人で日本語がしっかりできるなら他の選択肢もあるかと思うが、不合格の子にはどんな選択肢があるのか、わかる範囲で教えてほしい。

(橋本高等学校課長) 一般的に追跡調査は、選抜の時に提出していただく調査書をもとにできるが、この選抜については調査書を求めないので、正確な追跡はできていない。我々が把握している限りでは、定時制に入ることが多い。

(井上委員) 定時制といっても、特別なカリキュラムが組まれているわけではなく、日本人の生徒と一緒に学んでいくことになるということか。

(橋本高等学校課長) そのとおり。学校からの要望に応じて、特別非常勤や、非常勤講師の措置はするが、我々としてもできるだけ、ある程度多数在籍していた方がカリキュラムも組みやすいので、一年後にはもう一校増やす方向で考えたい。

(立川委員) 感想だが、定時制高校をいくつかまわらせてもらった。三国丘高校の定時制では、日本語学習クラスが設けられている。生活体験発表の場で外国籍の生徒から話を聞いたが、やっぱり昼間に行きたかった、という声を聞いているので、課題意識を持っている。ぜひ選抜実施校を増やせるよう頑張ってほしい。

 

【採決の結果】

 賛成多数により原案どおり決定した。

 (賛成者 向井教育長、立川委員、井上委員、竹若委員)

 

◎ 議題3 平成28年度大阪府公立高等学校知的障がい生徒自立支援コース入学者選抜及び平成28年度大阪府立知的障がい高等支援学校職業学科の大阪府立高等学校に設置する共生推進教室入学者選抜について

【議題の趣旨説明(支援教育課長)】

 1 平成28年度大阪府公立高等学校知的障がい生徒自立支援コース入学者選抜を実施する府立高等学校を次のとおり決定する件である。

  ・大阪府立阿武野高等学校

  ・大阪府立枚方なぎさ高等学校

  ・大阪府立八尾翠翔高等学校

  ・大阪府立園芸高等学校

  ・大阪府立柴島高等学校

  ・大阪府立西成高等学校

  ・大阪府立松原高等学校

  ・大阪府立堺東高等学校

  ・大阪府立貝塚高等学校

 2 平成28年度大阪府立知的障がい高等支援学校職業学科の大阪府立高等学校に設置する共生推進教室入学者選抜を実施する設置校を次のとおり決定する件である。

  ○ 平成28年度大阪府立たまがわ高等支援学校の共生推進教室入学者選抜を実施する設置校

     ・大阪府立金剛高等学校

     ・大阪府立枚岡樟風高等学校

  ○ 平成28年度大阪府立とりかい高等支援学校の共生推進教室入学者選抜を実施する設置校

     ・大阪府立北摂つばさ高等学校

     ・大阪府立千里青雲高等学校

  ○ 平成28年度大阪府立すながわ高等支援学校の共生推進教室入学者選抜を実施する設置校

     ・大阪府立信太高等学校

     ・大阪府立久米田高等学校

  ○ 平成28年度大阪府立むらの高等支援学校の共生推進教室入学者選抜を実施する設置校

     ・大阪府立緑風冠高等学校

     ・大阪府立芦間高等学校

 

【委員の質問及び意見】

(竹若委員) 定員が1学年で3名と決まっていると聞いた。基本的な質問だが、この3名の意味合いを教えてほしい。障がいのある子どもたちの数も増えてきているし、ニーズも高まってきているのではないか。そのあたりをご説明いただきたい。

(久郷支援教育課首席指導主事) 制度化スタート時の定員については、大阪府学校教育審議会の答申で、大体3人程度という答申があり、それをもとにこの取組みがスタートした。各学校の教育課程や、時間割、教員定数など、いろんな要素を勘案して、3人が現時点では適当であるという判断をしている。

(和田教育監) この制度を作る時の担当をしていた。当時の議論としては、支援学校の高等部の定員が8名で1クラスとなっていたので、3学年そろって8名程度になるようにということで、そのニアリーな数ということで9名になった。当初は2名でスタートしたが、いまは3名が適当な数字ということになっている。

 

【採決の結果】

賛成多数により原案どおり決定した。

(賛成者 向井教育長、立川委員、井上委員、竹若委員)

 

◎ 報告事項1 エンパワメントスクールの平成27年度設置校の状況及び平成28年度設置予定校の概要について

【報告の趣旨説明(高校再編整備課長)】

 平成27年4月に設置したエンパワメントスクール(西成高校・長吉高校・箕面東高校)の状況及び平成28年4月に設置予定のエンパワメントスクール(成城高校・岬高校)の概要について報告する件である。

 

【委員の質問及び意見】

(竹若委員) 箕面東高校の公開授業を見させていただいた。見ていてほのぼのするというか、明るさが見える、将来楽しみだな、と感じた。何事もそうだが、施策そのものはスタートした時点では、そこにかかわった関係者、担当者は熱意をもっているが、残念ながら人事異動等で担当が替わると、いつの間にかその熱が薄らいでいくということはよくある。エンパワメントスクールは、大阪府教育委員会自らが売り出した施策なので、ぜひその趣旨を継続して踏襲できるように支援をしていただきたい。それと、子どもにとって何がメリットなのかというあたりをPRして、先生方の共通した認識が今後ますます必要になってくると思うので、ぜひ継続してお願いしたい。

(井上委員) 関連するが、少し視点を変えて。これは始まったところだが、どのぐらいの期間でこの学校のこの系列を見直すとか、この系列の中のこのプログラムを見直そうとか、どのぐらいの期間を経て改善を検討する計画をしているのか。改善、変更、修正を、何をもってするのか。たとえば先生からのヒアリングなのか生徒の満足度なのか、をお伺いしたい。

(土佐高校再編整備課長) 説明を省かせていただいたが、1−2ページ、1−3ページの右下のところに成果指標を設けていて、この中には生徒の満足度という言葉があったが、きちんと年度年度で生徒保護者の満足度を聞いていこうと思っている。数字だけでなく内容もきっちり把握して、毎年、改善できるところはやっていきたい。系列の変更をどのぐらいのペースでやるとは決めていないが、可能な限り、生徒の満足度、ニーズに対応できるようにやっていきたい。

(井上委員) 竹若委員がおっしゃった、担当者の意気込みを継続するということも大事と思うが、仕組みを作ってチェックしていくことも大事と思うので、よろしくお願いしたい。

(立川委員) 竹若委員と同じで、箕面東高校に2年ぶりに行かせていただいた。エンパワメントスクールになる前後の様子をうかがったが、以前より生徒が元気になっている様子がうかがえた。中退率も以前は高かったと思うが、減少している。エンパワメントスクールということで、チャイムが鳴る時間が違ったりとかでざわざわしているかなと思ったが、意外と、休む学年は休んで、授業を受ける生徒はしっかり授業を受けてということで、少し生徒の表情が明るくなっているな、という印象を受けた。今、両委員がおっしゃった、年度ごとの成果指標というのはわかるが、箕面東一校しか見ていないが、いろんなプログラムや習熟度別授業で、できてしまっている生徒が多数見受けられるクラスであったり、まったく進んでいない子がいたりとか、ばらつきがあったと思う。中長期なのかどのぐらいのスパンなのかはわからないが、小河委員もいつもおっしゃっているように、学期ごとのつまずき度チェック、生徒個々にどれぐらいつまずきがあるのかをどの程度管理できるかで、生徒がわかってきているかどうかの確認ができる。わかる授業をしていただくというのが、生徒の意欲や自学自習の態度をもう一度呼び起こすことになり、そういう習慣をつけて行ってもらえることにつながると思うので、習熟度の度合いに応じた対策、授業の展開をお願いしたい。

(向井教育長) ありがとうございます。エンパワメントスクールはそれぞれ個性を出して頑張っていただいているので、教育委員会としてもサポートしていきたい。平成30年度までに10校程度を設置していきたい。

(立川委員) それと、青少年課の事業でしていただいている高校生の居場所プラットフォームづくりの「めいぷるカフェ」を見学させていただいた。先週からニュースでも特集で取り上げていただいており、生徒たちともお話させていただいた。学校の中に居場所ができた。青少年課の事業で、20校で展開されるということで、期待している。すでに協力していただいているとは思うが、他部局の事業だが、ぜひ今後も協力していただきたい。

(井上委員) 今日の議題には関係ないが、先月申し忘れてしまったが、学校経営推進費の評価、審査を2年連続やらせていただいた。去年も今年も感じたことだが、どこの校長先生もこぞって高いパーセンテージでおっしゃったのが、プロジェクターとかタブレットを購入してくださいということ。当然、先生方がノウハウを持つとか、教育センターでノウハウをしっかり作るというのが前提になるが、それを校長先生が予算をくださいというのはなく、事務局が予算をとって用意をしていくものではないのか、と去年も思った。府の予算が厳しいのは分かっているが、校長先生がこれを用意してくれ、というのは少し違うのでは。学力が高くないとか、勉強に意欲を持てない生徒が多い学校については、とにかく上を向かせたいんだ、と。授業に臨む意欲を高めるためには先生方だけの努力だけでは難しく、ICTを使いたいんだ、というのが多かったと思う。繰り返しになるが、府の予算は非常に厳しいと思うが、学力が低いとか、勉強に臨めない、意欲も出ない、という生徒が多い学校は特に、そういうものを使って、少しでも勉強に意欲を持ってもらう。また、勉強に意欲をもっているけども、もっともっと伸ばしていこうという学校に関しても順次導入していただけるようなことを、来年度の予算でご検討いただければ、と。感想だが、強く感じたことなので、ご検討、ご配慮をいただきたい。よろしくお願いする。

(立川委員) 私は今年初めて入らせてもらったが、井上委員がおっしゃっるように、基礎設備ですねということで、同席した審査委員とも話をしていた。予算の話もあるかと思うが、設置している前提で学校教育というのは進んでいくと思う。箕面東で見た授業では、一フロアにプロジェクターを使っている教室が一つしかなかった。ビジュアル的なことがいいですよとかいろいろ言ったところで、設備として整っていなければできない。教育長に頑張っていただきたい。よろしくお願いしたい。

(向井教育長) おっしゃるとおり、財政が厳しいのが一番根本の話だが、来年度の予算要求の中で考えてまいりたい。

このページの作成所属
教育庁 教育総務企画課 広報・議事グループ

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