第1回から第3回の講座では、「環境データ」を起点に具体的な環境事象について最新の動向を知り、データの活かし方を体験しました。
さあ、最後は1ヶ月間をあけての連続講座!
個別事象を包括した「SDGs達成」を環境データの観点から迫っていきましょう!まずは12月19日に実施した第4回目のレポートです。
「SDGsって、環境と関係あるん?」、「自分なにしたらええのん?」、「”データ活用”言われてもイメージ沸けへんわ」
私たちの未来を暮らしやすい持続可能な社会にするために、段階を踏んで「SDGs」視点の取組みを具体的にイメージすることからはじめましょう。
第4回は「SDGs」をテーマに私たちの未来を暮らしやすい持続可能な社会にするために、行政のめざす「将来像」を知り、環境をはじめとしたデータの活用からムリなく自分にできることをはじめる手段について知り、そして、これらをSDGsカードゲームを通じて実践し、わがまち大阪の2030年をより良いものとするための気付きを参加者間で共有しました。
第4回講座にご参加いただいた方はもちろん、このページをご覧になった「あなた」も、講座のグラフィックレコーディング画像をどんどんSNSで拡散してください!また、講座後に作成されたデータ可視化グラフや活用アイデアも、どんどんSNSで発信してください!
ハッシュタグは「#大阪府常時監視」「#環境データ活用」です。
講座にご参加いただいた方をはじめ、本プロジェクトに関わっていただいているみんなとつながり、環境データを軸にした環境配慮行動や活動を継続していきましょう!
1.開催日時 | 2.講座内容 | 3.講師等のプロフィール |
4.当日の様子レポート | 5.講座に関連するデータはこちら | 6.もっと詳しく知る!つながる!第4回講師等の情報はこちら |
7.参加者アンケートの結果 | 8.周知・取組状況 | 9.次回以降の講座 |
令和3年12月19日(日曜日)13時30分から16時30分まで
第1部 | 第2部 |
情報提供 講演 日々できることから!地域のためにデータを活用しよう〜入門編〜 | ワークショップ カードゲーム「SDGs de 地方創生」 公認ファシリテーター 風の人研究所 サガワ ミユキ氏 |
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YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏
大学院時代には、気象予測モデルを使用したシミュレーションを活用した事例研究を行う。 その後、SE、民間気象情報会社を経て、気象業界を変えるべく独立しYuMake合同会社を設立。 気象データの提供を通じて、アプリやWebサービス等の付加価値向上、データ分析サービスへの気象データ活用に取り組む。 2017年から2018年にかけては、ハルカス大学と共同で地域での気象情報活用を推進するイベント「ハルカス気象大学」を実施。 「気象は人の生活のどこにでも関わっている」ことから、Code for Ikomaの立ち上げを機に、視野を広めることも含めてCivicTechやGovTechの領域へも挑戦。 地域におけるオープンデータ活用・ITを活用した地域活性化、行政におけるデジタルトランスフォーメーション・働き方改革・EBPMなどの伴走型ワークショップなども実施している。 ■経歴等 YuMake合同会社 代表社員 CEO 総務省 地域情報化アドバイザー / 一般社団法人 コード・フォー・ジャパン フェロー 大阪市立大学 都市防災教育研究センター 特別研究員 / Code for Ikoma 代表 / 防災士 |
風の人研究所 サガワ ミユキ氏
旅雑誌の取材先で「地元を元気にしたい」という人たちにたくさん出会ったのがきっかけで、地域を元気にする人や活動を知り、創造都市、地域経済、情報経済、イノベーションなどについて学ぶようになりました。そして、人口減少時代の未来を疑似体験する「SDGs de 地方創生」というカードゲームに出会って、大変共感して公認ファシリテーターになりました。 ゲームを通じて、参加者のみなさんに「SDGsや地方創生が投げかける問いのこたえは一人ひとりなかにあること」「それぞれに未来を変える力を持っていること」が伝わり、日々の行動が変わるきっかけになればうれしく思います。 モットー「ワクワクする未来を関西から」 ■経歴等 大阪市立大学大学院創造都市研究科修士(都市政策) 修論「デザイン(デザインシンキング)を媒介とした市民参加の成立条件」 神戸大学大学院✕大阪イノベーションハブ 戦略的企業家のためのアントレプレナーシップ・カリキュラム2期生修了 行動経済学会会員 イノベーション研究会2.0会員 |
あるが ゆう氏
”即興描き”が得意な、グラフィックファシリテーター。 大学の卒業研究で「グラフィックレコーディング」を自らテーマにしたことをきっかけに、グラフィッカー歴6年目・全国で活動をしています。 原動力は、相手や知らない世界の「分からなさ」とそれを「知ること」。 普段は、港区のIT会社で事業開発の部門に所属し、新卒時から2足のわらじを奮闘中! |
第4回講座は、第3回講座に引き続き対面とオンライン併用となりました!
対面にてもオンラインにても10代から60代以上の方まで幅広い年齢の方々にご参加いただき、特にSDGsカードゲームは講師も参戦して大いに盛り上がりました。
対面参加者の皆様にはシールアンケートを実施しました。
本日のテーマ「SDGs」について「興味あるゴール」にシールを貼ってもらったところ、「環境分野」と「平等」が多い結果に!
また、対面参加者限定でお揃いの名札も着用しました。
前回に続き、「ニックネーム等の呼ばれたい名前」「今の気分の顔」「お住まい」を記入していただきました!
大阪府より講座の趣旨、そして、“大阪府”としてめざすべき将来像を「2030大阪府環境総合計画」にそって具体的な取組みを交えてご紹介しました。
続いて、大阪市環境局 安本様より、“大阪市”としてめざすべき将来像を「大阪市環境基本計画」にそって具体的な取組みを交えてご紹介いただきました。
続いて、YuMake合同会社 佐藤様より、環境をはじめとしたデータを材料に、一般市民からプログラマーまで、特別な技術がなくても“気付き”と“アイデア”でつながり活動を継続する「シビックテック」という方法について成功事例を交えながら楽しくご説明いただきました。
そして、次回の第5回講座では「環境データ可視化チャレンジ」を開催します。
わたしたちのくらしをICTのツールなどを活用して持続可能な活動にバージョンアップするための第一歩、大阪府の環境データをイラストやグラフを使って視覚的表現することにチャレンジしてみましょう!
カードゲーム「SDGs de 地方創生」公認ファシリテーター 風の人研究所 サガワ ミユキ様にファシリテートいただき、ワークショップを行いました。
参加者それぞれが「行政」と「住民」のどちらかに属した異なる役割になりきって、2030年の大阪をよりよいまちにするために奮闘しました。
文章にするとガッチガチですが、現場は講師も参加者に加わり、終始和やか。世代や肩書きを超えて、参加者間で和気あいあいとした雰囲気のなか、たくさんのつながりと気付きがうまれました。
今回はグラフィックレコーダー あるが様に、本講座初の“模造紙”にグラフィックレコーディングいただきました!
プログラムも可視化いただき、参加者の皆様のほっとする安心感につなげていただきました。
大阪府環境白書
わたしたちが毎日当たり前すぎて気付かない環境のあれこれが、数値になってまるわかり!
CO2排出量や大気・水質の観測データ、ごみ量や森林面積など「こんなんあるん?」なデータはExcel形式でダウンロードが可能です。
大阪府の大気情報(大気汚染常時監視ページ)(外部サイト)
大阪府内の大気を毎日測定、1時間ごとのデータをリアルタイムで公表しています。最大50年以上前からご提供が可能です!
気温や風、光化学オキシダントやPM2.5など、実は意外と測っている項目がたくさんありますよ!
YuMake合同会社 | X(旧Twitter)(外部サイト) / Facebook(外部サイト) | |
風の人研究所 | X(旧Twitter)(外部サイト) / Instagram(外部サイト) | |
あるが ゆう様 | Facebook(外部サイト) | |
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大阪市 環境局 総務部 企画課 | ||
大阪府 環境農林水産部 エネルギー政策課 | X(旧Twitter)(外部サイト) / Facebook(外部サイト) |
※画像クリックで各社・団体・個人のホームページにリンクします。
講座にご参加いただいたみなさんにアンケートにご協力いただき、「今回の講座はあなたの行動を変えるきっかけになったか?」と質問してみました。 |
講座にご参加いただいたみなさん、ご自身の取組みをSNSで発信しましょう!また、本日のお仲間の取組みをフォローしましょう!
参加できなかったみなさん、参加された方の講座後の周知・取組状況をウォッチングしてみましょう!
ハッシュタグは「#環境データ活用」「#大阪府常時監視」です。
次回以降の講座情報はこちらのページで順次更新していきます。お楽しみに!
このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境監視グループ
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