大阪城が2キロメートル圏内でも見えないほどの大気汚染、全国ワーストワンの水質の河川など、決して「良い」環境ではなかった大阪府の「いま」はどうでしょう?
青い空、輝く大阪湾、透き通った淀川、大和川、、、いま私たちが暮らす住みやすい大阪の環境は、観測データの観点からはどのように変わってきたのでしょうか。
第1回は、環境総論、とりわけ大気汚染をテーマに、「見えているデータだけに騙されない視点」「情報をみんなに拡散する方法」を参加者みんなで考えました。
第1回講座にご参加いただいた方はもちろん、このページをご覧になった「あなた」も、講座のグラフィックレコーディング画像やワークショップの作品をどんどんSNSで拡散してください!また、ワークショップ後に作成されたデータ可視化グラフや活用アイデアも、おなじハッシュタグでどんどんSNSで発信してください!
ハッシュタグは「#大阪府常時監視」「#データ活用」です。
講座にご参加者いただいた方をはじめ、本プロジェクトに関わっていただいているみんなとつながり、環境データを軸にした環境配慮行動や活動を継続していきましょう!
(2021年9月14日追記)参加者アンケートの結果を追記しました!
1.開催日時 | 2.講座内容 | 3.講師等のプロフィール |
4.当日の様子レポート | 5.ワークショップ成果集 | 6.ワークショップで用いたデータはこちら |
7.もっと詳しく知る!つながる!第1回講師等の情報はこちら | 8.参加者アンケートの結果 NEW!! | 9.周知・取組状況 |
10.次回以降の講座 |
令和3年6月20日(日曜日)14時30分から17時まで
第1部 | 第2部 |
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講演 気象予報士に教えてもらう!「大阪の空はどうでスカイ?」 講師 南気象予報士事務所 代表取締役 南 利幸氏 | ワークショップ 気象データの専門家と考える!「シェアしたくなる環境データ分析」 総括ファシリテーター YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏 |
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株式会社南気象予報士事務所 代表取締役 南 利幸氏
NHK総合「おはよう日本」などで活躍する気象キャスター。地球温暖化問題と環境、天気との関係や影響について、分かりやすく楽しく解説。 具体的な事例を紹介しながら、その詳細な原因や対処法を伝えている。 ■出演番組 NHK総合「NHK NEWSおはよう日本」 NHK大阪「おはよう関西(金曜日)」 NHK神戸「Live Love ひょうご」 MBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」「松井愛のすこ〜し愛して♥」 ■著書 「ことわざから読み解く天気予報」(NHK出版) 「あなたにもできる天気予報入門」(NHK出版) 等 |
YuMake合同会社 代表社員 CEO 佐藤 拓也氏
大学院時代には、気象予測モデルを使用したシミュレーションを活用した事例研究を行う。 その後、SE、民間気象情報会社を経て、気象業界を変えるべく独立しYuMake合同会社を設立。 気象データの提供を通じて、アプリやWebサービス等の付加価値向上、データ分析サービスへの気象データ活用に取り組む。 2017年から2018年にかけては、ハルカス大学と共同で地域での気象情報活用を推進するイベント「ハルカス気象大学」を実施。 「気象は人の生活のどこにでも関わっている」ことから、Code for Ikomaの立ち上げを機に、視野を広めることも含めてCivicTechやGovTechの領域へも挑戦。 地域におけるオープンデータ活用・ITを活用した地域活性化、行政におけるデジタルトランスフォーメーション・働き方改革・EBPMなどの伴走型ワークショップなども実施している。 ■経歴等 YuMake合同会社 代表社員 CEO 総務省 地域情報化アドバイザー / 一般社団法人 コード・フォー・ジャパン フェロー 大阪市立大学 都市防災教育研究センター 特別研究員 Code for Ikoma 代表 / 防災士 |
あるが ゆう氏
”即興描き”が得意な、グラフィックファシリテーター。 大学の卒業研究で「グラフィックレコーディング」を自らテーマにしたことをきっかけに、グラフィッカー歴4年目・全国で活動をしています。 原動力は、相手や知らない世界の「分からなさ」とそれを「知ること」。 普段は、港区のIT会社で事業開発の部門に所属し、新卒時から2足のわらじを奮闘中! |
第1回講座は、新型コロナウイルス感染拡大にかかる緊急事態宣言期間中の開催となったため、第1部、第2部ともにオンラインにて実施しました。
急遽の実施方法変更となりましたが、10代から60代以上の方まで幅広い年齢の方々にご参加いただいたほか、講演中のコメント欄でも大いに盛り上がりました。
大阪府より講座の趣旨、テーマ「環境総論(大気汚染)」についての概要をご説明しました。
続いて、気象予報士 南様より、世界的にみたマクロな視点と大阪府内におけるミクロな視点の両面から、気象と大気汚染物質データの関連性や対応策などについてクイズを交えて楽しくご説明いただきました。
最後にグラフィックレコーダー あるが様から、グラフィックレコーディングを交えた振り返りのご説明をいただきました。
YuMake合同会社 佐藤様に総括ファシリテートいただき、ワークショップをおこないました。
また、各グループファシリテーターは現役大学生が担い、参加者によるデータのダウンロードとグラフ化や活用方法のディスカッションを円滑にすすめていただきました。
第1回では「大阪府の大気情報ページ」に公表されている観測データを活用!
グループごとにどのようなときに、どのようなデータが見れたら嬉しいかを検討したのち、「大阪府の大気情報ページ」から観測データをダウンロードしてグラフ化、最終的にグループそれぞれでGoogleスライド1枚にまとめました。
グループ毎に作品を発表いただき、気象予報士 南様から総括コメントをいただきました。
最後にグラフィックレコーダー あるが様から、グラフィックレコーディングを交えた振り返りのご説明をいただきました。
ワークショップにてチームごとに作成した環境データの可視化およびそのデータが活用できるシチュエーションの検討結果を紹介します。
グループA | グループB | グループC |
大阪府の大気情報(大気汚染常時監視ページ)(外部サイト)
大阪府内の大気を毎日測定、1時間ごとのデータをリアルタイムで公表しています。最大50年以上前からご提供が可能です!
気温や風、光化学オキシダントやPM2.5など、実は意外と測っている項目がたくさんありますよ!
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※画像クリックで各社・団体・個人のホームページにリンクします。
講義の内容は今後の行動(府常時監視データに監視をもつ、防災情報メールに登録等)を変えるきっかけになりそうですか?という質問に対しては、約9割の参加者が「今後の行動を変えるきっかけになりそう」と回答してくださいました!
大阪府が大気汚染物質の測定情報をリアルタイムに公表していることを知っていましたか?という質問に対しては、約半数が受講して知ったとの回答でしたが、全体の約6割の参加者が「今まで大気汚染物質の情報を活用していなかったが、今後は活用したい」と回答してくださいました。
また、「光化学スモッグ注意報」が毎年発令されていることを参加者の皆さんに知っていただくことができました。
講義を受講する以前から知っていたという方も多かったのですが、知名度100%を目指して、引き続き情報発信をしていきます。
講座にご参加いただいたみなさん、ご自身の取組みをSNSで発信しましょう!また、本日のお仲間の様子をのぞいてみましょう!
参加できなかったみなさん、参加された方の講座後の周知・取組状況をウォッチングしてみましょう!
ハッシュタグは「#データ活用」「#大阪府常時監視」です。
次回以降の講座情報はこちらのページで順次更新していきます。お楽しみに!
このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境監視グループ
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