淀川下流部で漁獲された二枚貝(シジミ)から麻痺性貝毒が検出されました

漁獲の対象となる二枚貝の貝毒検査結果について(第1報)

代表連絡先 環境農林水産部  水産課  企画・豊かな海づくり推進グループ
ダイヤルイン番号:06-6210-9612
メールアドレス:suisan@sbox.pref.osaka.lg.jp

提供日

2023年4月5日

提供時間

14時0分

内容

 4月4日に淀川下流部で漁獲されたシジミ並びに大阪府海域で漁獲されたアカガイ及びトリガイ、タイラギについて貝毒検査を行い、本日検査結果が判明しました。

 シジミについては、国の定める規制値(4マウスユニット/g)を超える麻痺性貝毒が検出されましたので、淀川下流部で漁獲されたシジミ及びその他二枚貝については、大阪府漁業協同組合連合会及び関係漁業協同組合に対し、出荷の自主規制を要請しました。併せて、出荷状況の確認、出荷済品の回収の指導等、対策を講じています。

 また、府民の皆様におかれましては、食中毒のおそれがありますので、絶対に淀川下流部に自生するシジミ等の二枚貝を採って食べないでください。

 引き続き、漁獲の対象となる二枚貝について定期的な監視を継続し、以降の検査結果及び検査の予定については、随時水産課ホームページ「漁獲の対象となる二枚貝の貝毒検査結果」に掲載します。
   
【検査結果】

種名場所結果
シジミ淀川下流部

5.6マウスユニット/g
(規制値超え)

アカガイ大阪府海域

3.0マウスユニット/g
(規制値以下)

トリガイ大阪府海域

2.8マウスユニット/g
(規制値以下)

タイラギ大阪府海域

2.0マウスユニット/g未満
(規制値以下)

【備考】
※1マウスユニット=体重20g のマウスを15 分で死亡させる毒量
※人の致死量は、体重60kgの人で約3,000から20,000マウスユニット(MU)と言われています。
5.6MU/gの貝毒を含むシジミの場合は、むき身で約535gから3,571g(概ね535個から3,571個)が致死量に相当します。
しかし、それより少量の摂取でも症状が起こる危険性がありますので、注意が必要です。
  
【安全性の確認】
 検査結果が3週連続して規制値以下となった場合に、規制を解除します。
 
【検体採取日】
 令和5年4月4日
 
【結果判明日】
 令和5年4月5日
 
<お問合せ先>
二枚貝の貝毒検査及び規制
 環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ
 直通電話番号06-6210-9612 ファクシミリ番号06-6210-9611

麻痺性貝毒による食中毒防止対策
 健康医療部 生活衛生室 食の安全推進課 食品安全グループ
 直通電話番号06-6944-6705 ファクシミリ番号06-6942-3910

関連ホームページ

漁獲の対象となる二枚貝の貝毒検査結果(水産課)

 

貝毒に注意しましょう(食の安全推進課)

資料提供ID

47356

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