大阪府立大阪北視覚支援学校において、生徒の個人情報が記載された書類を誤配付する事案が発生しました。このような事態を招きましたことをお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。
1 誤配付した書類
就学奨励費の支給明細書(以下「支給明細書」という。)
2 誤配付した書類に記載されていた個人情報
生徒名、保護者名、就学奨励費の支給区分、振込先金融機関名、口座番号(下2ケタは伏せ字)
3 事案の経過
○令和7年2月21日(金曜日)
・教員Xは、生徒Aの支給明細書が入った封筒を生徒Aの持ち帰り用の連絡袋に入れ、生徒Aに渡した。
○令和7年2月25日(火曜日)
・生徒Bの支給明細書が入った封筒が、生徒Aの連絡帳とともに生徒Aの連絡袋に入れられて学校に返却された。その際、生徒Aの連絡帳を確認したところ、生徒Bの支給明細書が入った封筒が同封されていたため返却するとの記載があったことから、生徒Aに生徒Bの支給明細書も合わせて配布していたことが判明した。
・教頭が教育庁に本事案を報告した。
・校長から生徒A及びB、両生徒の保護者に対し経緯説明及び謝罪を行い、了承を得た。
〇令和7年2月28日(金曜日)
・教員Yから、生徒Bに支給明細書が入った封筒を渡した。
4 誤配付の原因
・個人情報を含む書類を配付する際は、チェック票を活用し、複数人で誤配布をしないよう確認することとなっているが、本事案では確認作業を怠っていた。
5 再発防止策
・当該校において、個人情報を含む書類を取扱う際のルールについて、研修を行うなど改めて全教職員に周知徹底を図る。
・教育庁において、全府立支援学校に本事案を周知し、個人情報を適切に管理するよう改めて注意喚起を行う。
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