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個人情報の漏えいについて

個人情報の漏えいについて

報道提供日時

2025年07月11日

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内容

大阪府立東高等学校において、教員が採点を行った学年末考査の答案用紙及び学年末考査の結果の分析データとなる個人成績表を、異なる生徒の組み合わせで誤って両面印刷の上、配付したため、個人情報が流出していたことが判明しました。

このような事態を招きましたことをお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。

 

1.流出した個人情報

生徒4名分の学年、クラス、出席番号、名前、定期考査(学年末考査)の答案の分析データ、順位、得点

 

2.事案の経緯

〇令和7年3月4日(火曜日)

・教員Xは採点を行った「英語コミュニケーションⅡ」の学年末考査の答案用紙及び個人成績表を、デジタル採点ソフトから出力し、両面印刷のうえ、生徒に返却したところ、そのうち4名分については、採点を訂正する必要が生じたことから4名分について回収した。

・生徒4名分の採点の訂正を行った上で、デジタル採点ソフトから、改めて訂正後の答案用紙及び個人成績表を出力のうえ、両面印刷を行った(以下、「訂正後の書類」という。)。

〇令和7年3月14日(金曜日)

・教員Xが、改めて生徒4名に訂正後の書類を返却したところ、そのうち1名から答案用紙の裏面に、自分とは別人の生徒Aの個人成績表が印刷されているとの申し出があり、本事案が判明した。

・他3名の生徒についても状況を確認したところ、3名の生徒の答案用紙の裏面には、別人である生徒B・C・Dの個人成績表がそれぞれ誤って印刷されていたことが判明した。

・教員Xは、校長及び教頭に本事案について報告した。

○令和7年3月14日(金曜日)から令和7年5月27日(火曜日)まで

・学校において、採点の訂正が生じていないのに、個人成績表が誤って印刷された生徒A・B・C・Dと生徒の各保護者に対し、経緯説明及び謝罪を行った。

・一方で、採点の訂正が生じた生徒4名に対し、経緯説明及び謝罪のうえ、訂正後の書類を回収した。

○令和7年3月17日(月曜日)

校長が本事案について、教育庁に報告した。

 

3.原因

・デジタル採点ソフトで出力した訂正後の書類について生徒の名前を照合せず、両面印刷した。

・訂正後の書類を返却する際に、両面に記載された生徒の名前の確認を怠った。

 

4.再発防止策

・当該校において、全教職員に対して本事案を共有し、答案用紙及び個人成績表の両面印刷を中止するとともに、個人情報が記載された書類を生徒に配付する際には、生徒の名前を確認することを徹底する。

・教育庁において、全府立学校に本事案を周知し、個人情報を適切に管理するよう改めて注意喚起を行う。

部局

教育庁

教育振興室高等学校課

教務グループ

ダイヤルイン番号

06-6944-7093

メールアドレス

kotogakko-g02@sbox.pref.osaka.lg.jp