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個人情報が記載された書類の紛失について
報道提供日時 |
2024年12月25日 14時 00分 |
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内容 |
大阪府立山本高等学校において、修学旅行の際に教員及び旅行会社の添乗員(以下「添乗員」という。)が使用する個人情報が記載されたマニュアル(以下「マニュアル」という。)を紛失するという事案が発生しました。 このような事態を招きましたことをお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。
1 紛失した書類に記載されていた個人情報 ・引率教職員(12名)・添乗員(5名)・写真業者(1名)・看護師(1名)の名前 ・引率教職員(12名)・添乗員(1名)・写真業者(1名)の携帯電話番号 ・修学旅行参加生徒(279名)の組・番号・名前・性別
2 事案の経緯 〇10月18日(金曜日) ・修学旅行において帰りの飛行機に搭乗するため、添乗員Aがマニュアルを確認しながら生徒を那覇空港内の集合場所に誘導した。 ・搭乗直前に、Aが自身のマニュアルがないことに気付いた。 ・Aがチーフ添乗員Bにマニュアルがないことを報告した。 ・Aが保安検査場から搭乗口までの通路等を捜索したが、発見に至らなかった。 ・Aは修学旅行生とともに帰りの飛行機に搭乗し、別の仕事で那覇空港を後刻出発する予定であった同僚Cにマニュアルを捜索するよう依頼した。 ・Cが空港内にある航空会社のカウンター及び同空港の忘れ物センターでマニュアルの所在を確認したが、発見に至らなかった。 〇10月19日(土曜日) ・Bが支店長Dに当該事案を報告した。 ・Aが19日(土曜日)から21日(月曜日)にかけて那覇空港忘れ物センター、航空会社、空港管轄の警察署へ問合せをしたが発見に至らなかった。 〇10月21日(月曜日) ・Dが自社の関西支社長および本社コンプライアンス室へ当該事案を報告した。 〇10月22日(火曜日) ・Bが来校し、教頭及び2年生の学年主任へ当該事案を報告した。 〇10月23日(水曜日) ・教頭が校長へ当該事案を報告し、校長が教育庁へ第一報を入れた。 ・マニュアルに名前等の記載があった教職員に対し、教頭から事案を説明した。 〇10月24日(木曜日) ・教頭が、マニュアルに記載のあった写真業者へ当該事案について経緯説明及び謝罪を行い、了承を得た。 ・校長がBに対し残りのマニュアルの所在を確認するとともに、当該校へ返却するよう依頼した。 ・校長が、職員会議で全教職員に当該事案を説明した。 〇10月31日(木曜日) ・当該校が学年集会を開き、校長が生徒に対して、経緯説明及び謝罪を行うとともに、保護者宛の謝罪文を生徒に配付した。 〇11月6日(水曜日) ・DとBが同席し、当該校の体育館で保護者説明会を開催した。
3 原因 ・Aがマニュアルを自身の鞄の中に入れたと思い込み、マニュアルの所在確認をしていなかった。 ・旅行会社と当該校において、マニュアルの取扱いに関する取り決めがなかった。
4 再発防止策 〇旅行会社の対応 ・全社員に本事案を周知し、個人情報を大阪府や各府立学校の取扱い方針に基づき適切に管理するよう、注意喚起を行う。 ・個人情報が記載された書類は、行事終了後に旅行会社が依頼校へ返却し、依頼校が処分することとする。 ・行事終了後に残務処理のため、旅行会社が依頼校の許可を得て持ち帰った個人情報が記載された書類については、残務処理が済み次第、旅行会社で処分し、依頼校へ報告を行うこととする。 〇教育庁及び学校の対応 ・旅行会社に対し、大阪府や府立学校における個人情報の取扱い方針について周知する。 ・職員会議において、全教職員に対し、個人情報の取扱い事務を外部に委託する際の個人情報の管理や紛失事案の発生時の対応等に関する研修を実施した。 ・教育庁において、全府立学校に本事案を周知し、個人情報を適切に管理するよう改めて注意喚起を行う。 |
部局 |
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