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個人情報の漏えいについて

報道提供日時

2024年08月29日

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内容

 大阪府立大手前高等学校において、学習支援クラウドツール(以下、「ツール」という。)から、生徒が個人情報を閲覧できる状態となっていたことが判明しました。

 このような事態を招きましたことをお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。

(※)学習支援クラウドツールは、教員が生徒と課題やテストの配付・採点をはじめ、回収や進捗確認など一元的に管理できるシステム。

 

1 記載されていた個人情報

クラス、出席番号、氏名、練習問題の点数(1年生295名分)

 

2 事案の経緯

〇令和6年1月30日(火曜日)

教員Xが、令和6年度4月入学予定の新入生がツールを用いて宿題やテストの解説等をデータで共有できるようクラウド上に共有フォルダを作成した。

教員Xが、ツールに共有フォルダのURLを記載したことにより、令和6年度4月入学予定の新入生全員が共有フォルダにアクセスし、フォルダ内のデータを閲覧できる状態となった。

〇令和6年4月20日(土曜日)

教員Xが、テスト対策を希望する1年生の生徒を対象に練習問題を実施し、各生徒の点数をツールで回収を行い、各生徒の点数をまとめた一覧表を出力した。

〇令和6年5月9日(木曜日)

教員Xが、自身の端末内のデータを整理した際に、各生徒の点数をまとめた一覧表をクラウド上の共有フォルダに移動させた。

〇令和6年5月10日(金曜日)

1年生の生徒から「共有フォルダで練習問題の点数が閲覧できる状態になっている」と教員Yに連絡があった。教員Yは教員Zに削除を依頼し、教員Zは速やかに当該一覧表が入った共有フォルダを削除した。教員Zから報告を受けた教員Xが校長に報告した。

〇令和6年5月27日(月曜日)

1年生の学年集会を実施し、校長と教員Xから本件についての経緯説明及び謝罪を行った。また、1年生に、保護者あての謝罪文書を配付した。

 

3 原因

教員Xが、データを整理した際に1年生全員が共有フォルダを閲覧できる状態であることを失念したまま、各生徒の点数をまとめた一覧表を当該フォルダへ移動した。

 

4 再発防止策

共有フォルダに個人情報を含むデータを入れないよう徹底を図る。

教育庁において、全府立学校に本事案を周知し、個人情報の適切な取扱いについて、改めて注意喚起を行う。

部局

教育庁

教育振興室高等学校課

教務グループ

ダイヤルイン番号

06-6946-2387

メールアドレス

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