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淀川下流部で漁獲された二枚貝(シジミ)から麻痺性貝毒が検出されました

漁獲の対象となる二枚貝の貝毒検査結果について(第2報)

報道提供日時

2025年05月01日

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内容

 令和7年4月30日(水曜日)に淀川下流部で漁獲されたシジミについて貝毒検査を行い、本日検査結果が判明しました。

 シジミについては、国の定める規制値(4.0マウスユニット/g)を超える麻痺性貝毒が検出されましたので、淀川下流部で漁獲されたシジミについては、大阪府漁業協同組合連合会及び関係漁業協同組合に対し、出荷の自主規制を要請しました。併せて、出荷状況の確認、出荷済品の回収の指導等、対策を講じています。

 また、大阪府海域で漁獲されるアカガイ、トリガイ及びその他二枚貝については、引き続き、大阪府漁業協同組合連合会及び関係漁業協同組合に対し出荷の自主規制を要請しており、流通しておりません。

 府民の皆様におかれましては、食中毒のおそれがありますので、絶対に大阪府の海岸に自生する二枚貝(アサリ、ムラサキイガイ、カキなど)や淀川下流部に自生するシジミ等の二枚貝を採って食べないでください。

 引き続き、漁獲の対象となる二枚貝について定期的な監視を継続し、以降の検査結果及び検査の予定については、随時水産課ホームページ「漁獲の対象となる二枚貝の貝毒検査結果」に掲載します。

【検査結果】

種名 場所 結果
タイラギ 大阪府海域 2.0マウスユニット/g未満
(規制値以下)
シジミ 淀川下流部 11.0マウスユニット/g
(規制値超え)

【備考】
※1マウスユニット=体重20g のマウスを15 分で死亡させる毒量
※人の致死量は、体重60kgの人で約3,000から20,000マウスユニット(MU)と言われています。
11.0MU/gの貝毒を含むシジミの場合は、むき身で約273gから1,818g(概ね273個から1,818個)が致死量に相当します。しかし、それより少量の摂取でも症状が起こる危険性がありますので、注意が必要です。

【安全性の確認】
検査結果が3週連続して規制値以下となった場合に、規制を解除します。

【検体採取日】
令和7年4月30日(水曜日)

【結果判明日】
令和7年5月1日(木曜日)

<お問合せ先>
二枚貝の貝毒検査及び規制
環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ
直通電話番号06-6210-9609 ファクシミリ番号06-6210-9611

麻痺性貝毒による食中毒防止対策
健康医療部生活衛生室食の安全推進課食品安全グループ
直通電話番号06-6944-6705 ファクシミリ番号06-6942-3910

部局

環境農林水産部

水産課

企画・豊かな海づくり推進グループ

ダイヤルイン番号

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