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海へのプラスチックごみ流出抑制に向けたテイクアウトカップ回収等のモデル事業を実施中です!
「瀬戸内海プラごみ対策ネットワーク」の重点アクションとして実施しています
報道提供日時 |
2024年12月20日 14時 00分 |
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内容 |
海洋プラスチックごみは、わたしたちの生態系や観光、漁業などに影響を及ぼしており、世界全体で排出削減や流出抑制等に取り組む必要があります。 大阪湾を含む瀬戸内海は、閉鎖性海域で陸から流れ出たごみが溜まりやすく、地域全体で効果的な対策を進めていくため、環境省と大阪府をはじめとする関係14府県が、2023年10月に、「瀬戸内海プラごみ対策ネットワーク」(瀬戸プラネット)を立ち上げました。 本ネットワークでは、海洋プラスチックごみ削減について、課題共有、実態把握、モデルとなる取組などを連携して行い、きれいで豊かな瀬戸内海を守るために取り組んでいます。 現在、この瀬戸プラネットの重点アクションとして、以下のとおり実証実験を行っておりますので、お知らせします。
【事業概要】 海洋プラスチックごみを減らすためには、まずは街中に散乱するごみを減らすことが重要です。今回、アジア太平洋トレードセンター株式会社と連携し、大阪南港にある複合施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」で次の実証実験を行っています。
1.場所:ATC(住所:大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10)
2.内容 (1)テイクアウトカップ専用回収ボックスの設置検証 近年、コンビニやカフェにおいてコーヒーなどの飲料テイクアウトが増えており、プラスチック製の容器が多く使用されています。これらのテイクアウトカップは、ペットボトルのような専用回収ボックスがなく、適切でない捨て方によって、川や海に流出する可能性があります。 そこで、テイクアウトカップ専用の回収ボックスを、店舗外に複数設置し、回収状況を調査します。併せて、ATCのITM棟2階にある「カフェ・ド・クリエATC店」と連携し、12月22日(日曜日)から28日(土曜日)まで、購入者にインセンティブを提供して働きかけた場合、どのような効果があるのか検証します。
(2)ペットボトルリサイクル「ボトルtoボトル」推進啓発ポスターの掲示 使用済みペットボトルを新しいペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」を推進するため、ATCのITM棟とO’s棟の2階にあるペットボトルリサイクルボックスに、正しい捨て方を案内するポスターを掲示し、回収状況を調査します。
3.期間 (1)令和6年12月15日(日曜日)から28日(土曜日)まで (2)令和6年12月22日(日曜日)から令和7年1月10日(金曜日)まで
国連では、2030年までの国際目標として、「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本事業は、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下のゴールの達成に寄与するものです。 大阪府は「SDGs未来都市」として、SDGsの推進を図ってまいります。 |
部局 |
環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境計画グループ |
ダイヤルイン番号 |
06-6210-9577 |
メールアドレス |
kankyokanri-g03@sbox.pref.osaka.lg.jp |
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