トップページ > 報道発表資料検索 > 大阪港におけるヒアリの確認について

印刷

ページID:87120

ここから本文です。

大阪港におけるヒアリの確認について

大阪港におけるヒアリの確認について

報道提供日時

2024年06月28日

18

00

内容

令和6年6月25日(火曜日)に大阪港で確認されたアリについて、環境省等が追加調査を実施したところ、本日、要緊急対処特定外来生物ヒアリと確定されたため、お知らせします。
なお、平成29年7月に大阪港で確認されて以降、大阪府域でのヒアリの確認事例は13事例目となります。

1.経緯

6月25日 環境省近畿地方環境事務所から6月25日に大阪港C11のコンテナヤードにて、ヒアリの可能性のあるアリを50匹程度発見したという連絡あり
6月26日 環境省近畿地方環境事務所が現地調査を実施。働きアリ約500個体を確認、初期防除を実施
6月28日 環境省近畿地方環境事務所で種の同定の結果、ヒアリと確定


2.今後の対応
環境省が引き続き、専門家の助言と関係機関の協力を得て、確認地点の周囲を含め速やかかつ徹底した防除及び継続的な周辺調査を実施します。
大阪府としては、引き続き環境省や関係市と連携協力し、情報収集に努めていきます。


3.ヒアリに関する注意事項
(1)注意点について
・ヒアリを刺激すると刺される場合があります。
・ヒアリが生息している可能性があるような場所(緑地帯の土や芝生の土等)には、安易に手をいれないようにしてください。
・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないでください。

(2)刺されたときの対応について
・まず20分から30分程度は刺された部位を冷たいタオルや保冷剤などで冷やしながら安静にし、体調の変化がないか注意してください。
・体質によっては、刺されて30分以内に強いアレルギー反応(アナフィラキシー症状)が起こる場合があります。容体が急変したときは救急車を要請するなど、すぐに医療機関を受診してください。その際、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらってください。
・刺されたアリの死骸を持参すると、診断に役立ちます。

(3)疑わしいアリを発見した際の対応について
ヒアリと疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等一般的な問合せ、健康被害の問合せ等がありましたら、「ヒアリ相談ダイヤル」をご利用ください。
・ヒアリ相談ダイヤル0570-046-110(IP電話の場合は06-7634-7300)
【受付曜日】土日祝を除く毎日(12月29日から1月3日は除く)
【受付時間】午前9時から午後5時まで

4.事業者の皆様へのお願い
・コンテナの開封時等にヒアリと疑わしいアリを発見した場合、まずは刺激を避けつつ、コンテナのどの箇所にどの程度の生きたアリ類がいるか等、状況を確認してください。
・多数の生きたアリ類の集団がいる(予想される)場合は、コンテナの扉を閉めて逃げ出さないよう静置してください。その上で、関係機関(港湾管理者、市町村、環境省近畿地方環境事務所等)に速やかに連絡し、取り扱いについて相談してください。可能であれば、強粘着の布ガムテープでコンテナの目張りをするなど、アリが逃げ出さないよう対応してください。
・アリ類が少数しかおらず、逃げ出す恐れのない場合は、市販のスプレー式殺虫剤等でその場で駆除してください。その上で、関係機関に速やかに連絡し、取り扱いについて相談してください。


5.問い合わせ先
・環境省近畿地方環境事務所(06-6881-6505)
・大阪府環境農林水産部みどり推進室みどり企画課(06-6210-9557)
・大阪市環境局環境施策部環境施策課(06-6630-3262)

〇今回ヒアリが発見された場所

発見場所

部局

環境農林水産部

みどり推進室みどり企画課

都市緑化・自然環境グループ

ダイヤルイン番号

06-6210-9557

メールアドレス

midorikankyo-g05@sbox.pref.osaka.lg.jp