大阪府では、府域に現れている、もしくは将来現れると予測される気候変動の影響を把握するとともに、その影響に備え、その被害を回避し、または和らげ、もしくは有益な機会として活かしていく「適応」について、様々な取組を行っています。
ブナは日本を代表する落葉広葉樹であり、大阪の和泉葛城山ブナ林は、南限に位置することや、低い山に見られることなどの条件から1923年に国の天然記念物に指定されました。ブナ林は保水力の高い土壌を好むことから「緑のダム」としての機能をもち、その実は多くの動物の食料となるなど、様々な動植物の生息環境を支える役割を果たしています。しかし、和泉葛城山ブナ林は近年では個体数が減るなど、今後気候変動による絶滅が危惧されています。
そこで、気候変動の影響と、それに備える「適応」の考え方について理解を深めるとともに、ブナ林の保全活動について学んでいただくための見学会を開催します。
<開催概要>
1 対象者
小学3年生以上(中学生以下は保護者の同伴が必要です。)
2 開催日時
令和7年11月15日(土曜日)12時00分から17時00分まで(集合時間12時00分)
3 集合場所(下記のいずれか)
- 南海本線「岸和田駅」東出口ロータリー
- JR阪和線「東岸和田駅」西出口ロータリー
4 実施内容
- ブナ林の観察と保全活動の見学
- 講演「気候変動への備えについて」
- 貝塚市立自然遊学館展示物の見学
5 定員・参加費
20名程度・参加費無料
申込多数の場合は小中学生を優先のうえ抽選することとし、結果を令和7年11月10日(月曜日)17時までにメールで連絡します。
6 申込方法・申込期限
- 関連リンクに記載の申込フォームからお申込みください。
- 当日は傷害保険に加入しますので、参加者全員の住所・氏名等の情報を記入していただく必要があります。
- 参加にあたり配慮を希望される方は、お申込みの際にご相談ください。
- 申込期限は令和7年11月7日(金曜日)17時まで
7 主催
大阪府
(運営:地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 おおさか気候変動適応センター)
(協力:公益財団法人 大阪みどりのトラスト協会、貝塚市立自然遊学館、きしわだ自然資料館)
8 お問い合わせ先
地方独立行政法人大阪府環境農林水産総合研究所内 おおさか気候変動適応センター
(電話番号)072-979-7062 (ファクシミリ番号)072-956-9691
国連では、2030年までの国際目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本制度は、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下の3つのゴールの達成に寄与するものです。
  
大阪府は「SDGs未来都市」として、SDGsの推進を図ってまいります。
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