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「令和6年度における環境の状況並びに豊かな環境の保全及び創造に関して講じた施策」について取りまとめました。

報道提供日時

2025年09月18日

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内容

 大阪府では、環境基本条例に基づき、府内における環境の状況並びに豊かな環境の保全及び創造に関して講じた施策について、府議会へ毎年報告しています。

 このたび、令和6年度における環境の状況及び講じた施策の報告を取りまとめましたので、お知らせします。

 今後も、大阪府では、「2030大阪府環境総合計画」(令和3年3月策定)に掲げた、府民がつくる暮らしやすい持続可能な社会を実現するため、各種施策を総合的かつ計画的に推進していきます。


●報告の概要 

(1)おおさかの環境の状況
 府域の温室効果ガスの排出量については、2022年度は電気の排出係数の増加により2021年度と比較して増加しましたが、2013年度以降、長期的に見て概ね減少傾向となっています。
大気環境や水環境においては、二酸化窒素濃度や河川の汚濁指標である生物化学的酸素要求量(BOD)が長期的に改善傾向にあるなど、おおむね安定的に推移しています。
 

(2)各分野において令和6年度に講じた施策
 生活環境保全目標の達成・維持をはじめ、各種施策を総合的かつ計画的に推進しました。
 特に、地球温暖化による気候変動の影響が既に顕在化しており、今後さらに影響が大きくなることが予測されているため、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、おおさかカーボンニュートラル推進本部のもと、あらゆる主体の意識改革と行動喚起、事業者における脱炭素化の取組促進などを加速化させ、脱炭素・省エネルギー社会の構築に取り組みました。

 

(施策・事業例)

○脱炭素・省エネルギー社会の構築

 ・脱炭素化に向けた消費行動促進事業

 ・府民の脱炭素行動促進・貢献量可視化事業【新規】

 ・環境配慮消費行動促進に向けた脱炭素ポイント付与制度普及事業

 ・大阪産(もん)を活用した脱炭素化推進事業

 ・脱炭素経営宣言促進事業

 ・サプライチェーン全体のCO2排出量見える化モデル事業

 ・中小事業者の対策計画書に基づく省エネ・再エネ設備の導入支援事業

 ・中小事業者高効率空調機導入支援事業【新規】

 ・万博を契機としたバス事業者の脱炭素化促進事業【終了】

○資源循環型社会の構築

 ・食品ロス削減対策の推進

 ・使い捨てプラスチックごみ対策推進事業【一部新規】

 ・サステナブルファッションの推進【新規】

 ・PCB廃棄物等適正処理の推進

○全てのいのちが共生する社会の構築

 ・生物多様性地域戦略に基づく生物多様性普及啓発の推進

 ・外来生物に対する取組

 ・共生の森づくり活動の推進

○健康で安心して暮らせる社会の構築

 ・「豊かな大阪湾」保全・再生・創出プランの推進

 ・大阪湾奥部におけるブルーカーボン生態系の創出【新規】

 ・環境リスクの高い化学物質の排出削減

○魅力と活力ある快適な地域づくりの推進

 ・「みどりの風を感じる大都市・大阪」の推進

 ・アドプトフォレスト制度による企業の森づくり

 ・森林環境譲与税を活用した市町村の森林整備・木材利用に対する技術的支援等

 ・都市緑化を活用した猛暑対策事業

 

 ※報告の詳細は関連ホームページをご覧ください。

 

 国連では、2030年までの国際目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本事業は、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下のゴールの達成に寄与するものです。

23467
89111213
141517SDGs

 大阪府は「SDGs未来都市」として、SDGsの推進を図ってまいります。

部局

環境農林水産部

脱炭素・エネルギー政策課

戦略企画グループ

ダイヤルイン番号

06-6210-9549

メールアドレス

eneseisaku-04@gbox.pref.osaka.lg.jp