大阪府では、大阪府環境基本条例に基づき、豊かな環境の保全及び創造に関して翌年度に講じようとする施策について、府議会へ報告しています。
このたび、令和6年度において講じようとする施策の報告を取りまとめましたので、お知らせします。
【報告の概要】
●施策・事業例
○脱炭素・省エネルギー社会の構築
<あらゆる主体の意識改革と行動喚起>
・脱炭素化に向けた消費行動促進事業
・府民の脱炭素行動促進・貢献量可視化事業【新規】
・環境配慮消費行動促進に向けた脱炭素ポイント付与制度普及事業
<事業者における脱炭素化に向けた取組促進>
・クレジットを活用した事業者による脱炭素経営促進事業
・サプライチェーン全体のCO2排出量見える化モデル事業
・中小事業者の対策計画書に基づく省エネ・再エネ設備の導入支援事業
・中小事業者高効率空調機導入支援事業【新規】
・中小事業者脱炭素重点対策促進事業【新規】
・おおさかスマートエネルギーセンターの運営
・断熱性能理解向上によるZEH普及啓発事業【新規】
〈CO2排出の少ないエネルギー(再生可能エネルギーを含む)の利用促進〉
・気候変動対策推進条例に基づく再生可能エネルギーの供給拡大に関する制度の推進
・カーボンニュートラル技術開発・実証事業
<輸送・移動における脱炭素化に向けた取組促進>
・万博を契機としたバス事業者の脱炭素化促進事業
○資源循環型社会の構築
・循環経済形成促進事業【新規】
・食品ロス削減対策の推進
・おおさかプラスチックごみゼロ宣言推進事業
・使い捨てプラスチックごみ対策推進事業【一部新規】
○全てのいのちが共生する社会の構築
・生物多様性地域戦略に基づく生物多様性普及啓発の推進
・多様な主体と連携した森・里・川・海における取組み
・外来生物に対する取組み
○健康で安心して暮らせる社会の構築
・「豊かな大阪湾」保全・再生・創出プランの推進
・大阪湾奥部におけるブルーカーボン生態系の創出【新規】
・環境リスクの高い化学物質の排出削減
○魅力と活力ある快適な地域づくりの推進
・森林環境譲与税を活用した森林整備・木材利用に対する支援等
・都市緑化を活用した猛暑対策事業
※報告の詳細は関連ホームページをご確認ください。
国連では、2030年までの国際目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本事業は、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下のゴールの達成に寄与するものです。
大阪府は「SDGs未来都市」として、SDGsの推進を図ってまいります。
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