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契約締結後に積算誤りが判明した事案について
報道提供日時 |
2024年12月09日 14時 00分 |
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内容 |
環境農林水産部において、令和6年5月から7月までの間に積算を開始して発注した農空間整備事業等(※)の工事で、積算に使用した単価の一部に誤りがあったことが、落札者との契約締結後に判明する事案が発生しました。 このような事態を招いたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。 (※)ため池、ほ場、井堰、水路など農業用施設の整備事業
1.積算誤りがあった件数等 一般競争入札 18件(1件あたりの契約額8,831,086円~91,381,400円)。 うち予定価格及び最低制限価格に影響する可能性があった工事 15件。 随意契約による工事2件(契約額への影響はなく、工事完了済み)。
2.事案の経緯 〇令和6年9月20日(金曜日) 職員が契約締結済みの案件に係る金入設計書(明細表)を環境農林水産部のホームページで公表した。 〇令和6年10月31日(木曜日) 府民から発注所属である農と緑の総合事務所に農空間整備事業等の工事の積算に使用した単価に関する質問があったため、工事費用の積算に使用したシステムを管理する環境農林水産総務課の職員がシステム内の単価を確認したところ、誤りがあることが判明した。 〇令和6年11月27日(水曜日) 令和6年度に発注を行ったすべての農空間整備事業等の工事の積算を確認したところ、5月から7月までの間に積算を開始し、発注した工事20件について、誤った単価使用していたことを確認した。
3.対応 下記理由により、現在契約中の工事18件の契約を継続する。 (1)すべての工事で施工計画書が提出され、工事が進捗していること。 (2)再入札を行うと、ため池の耐震対策工事の遅れや農業用水供給の途絶による営農への支障など、農家経営や府民の安全確保に影響が生じること。 (3)入札参加者が同じ条件の下で入札を行っており、単価の誤りによる影響額が1,000円~306,000円と全体費用の約0.002%〜0.38%程度であること。 本件工事18件にかかる入札参加者392者に謝罪と経緯説明を記載した文書を送付した。 今後、現契約者に対し、積算単価の誤りにより生じた差額(減額)が反映されるよう契約変更の協力を求めていく。
4.発生の原因 工事費用の積算に使用する積算システムに単価を入力した際に、誤った補正率を乗じた単価を入力した。 単価について複数人で確認していたが、積算システムに入力する単価の算出過程の確認が不十分であった。
5.再発防止策 単価入力を行う前に、入力方法や補正率の適用などを書面で確認し、共有するとともにパソコン上でも入力内容についてダブルチェックを行うことを徹底する。 関係者間で積算システムの入力内容に関する確認状況を可視化するためにチェックシートを作成する。
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部局 |
環境農林水産部 環境農林水産総務課 契約・金融グループ |
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