大阪バイオ・ヘッドクオーターとカナダ・ケベック州のクラスターとのライフサイエンス産業振興にかかる覚書の締結について

　大阪府では、健康・医療関連産業のさらなる発展に向け、府内の産学官が一丸となった大阪バイオ・ヘッドクオーター（事務局：大阪府）と連携しながら、施策を推進しています。

　このたび、大阪バイオ・ヘッドクオーター（代表者：審良 静男（公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団理事長））が、カナダ・ケベック州のライフサイエンス分野のクラスターであるMontréal InVivo（モントリオール・イン・ビボ（代表者：ステファニー・ドイル））（※1）と、両地域間のライフサイエンス分野の企業・研究機関等の連携を促進することを目的に、覚書を締結しますので、お知らせします。

　なお、大阪府とケベック州は、令和5年度よりビジネスマッチングイベントの開催・協力等を通じて交流を深めてきたところであり、大阪・関西万博を契機に、本覚書が締結されることで、さらなる協力関係の強化をめざします。

1. 覚書の締結について

（1）内容

ライフサイエンス産業について、相互地域の窓口として情報交換、企業交流、研究交流を促進し、両地域の企業間や産学官による国際的なパートナーシップ関係を発展させること。

（2）締結日等

ア　日付：令和7年6月18日（水曜日）

イ　場所：BIO International Convention（※2）会場内（米国・ボストン）

2.本覚書に沿った取組み

　大阪・関西万博のテーマウィーク「健康とウェルビーイング」の期間にあわせて、令和7年6月24日（火曜日）に大阪・関西のライフサイエンス産業の発展につながる中小・ベンチャー企業等の海外展開の促進を目的として開催するビジネスマッチングイベント「Osaka Biotech & Pharma Networking Event2025」において、ケベック州企業と在阪企業とのミーティングや、世界のAI研究を牽引する研究機関である「MilaケベックAI研究所」の研究者が登壇するセミナーを実施します。このような、本覚書に沿った取組みにより、両地域間の企業連携と交流を促進するとともに、相互地域の新しい技術、産業、学術的ポテンシャルについての認識を深めます。

（※1）カナダ・ケベック州・モントリオールに拠点を置くクラスター。グレーターモントリオールのライフサイエンスおよびヘルステクノロジーの分野でイノベーション力、競争力があるビジネス環境を作り出すことを目的とした非営利組織。

（※2）令和7年6月16日から6月19日まで米国・ボストンで開催される世界最大のバイオ展示会。

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