大阪府は、府内における社会課題の解決に繋がるビジネスの成長を支援し、産業化を促進するため、「おおさか社会課題解決2号ファンド」を組成する大阪信用金庫及びフューチャーベンチャーキャピタル株式会社と、ファンドの活用促進に関する協定を締結しています。
このたび、同ファンドにおいて、以下のとおり、9件目の投資先事業者が決定され、投資が実行されましたのでお知らせします。
9件目投資先:株式会社Flucle (大阪市、代表取締役 三田 弘道)
【投資先の概要】
・設立 平成27年9月1日
・事業内容 労務相談業務サポートツール「HRbase PRO」の運営
・解決を目指す社会課題 「企業と従業員の労働トラブル」
・投資実行日 令和6年7月29日
【投資案件の特徴】
株式会社Flucle(以下、Flucle)は「働くをカラフルに」をミッションとして掲げ、労務管理の課題をテクノロジーで解決するプロダクトを提供する会社です。2021年にリリースした社会保険労務士(以下、社労士)向けの労務相談業務サポートツール「HRbase PRO」は、社労士が日常的に使用する各種資料、法令情報など、労務相談業務を行う上で必要な労務管理のデータベースを網羅的に提供しており、社労士の労務相談業務の品質向上、業務効率化に寄与するサービスとなっています。
また、2024年4月には、労務相談の質問に対しAIが根拠資料を集め、回答の要約を自動で作成することが可能な「労務相談AIサービス」機能も追加されています。
企業にとって、働きやすい環境の整備は避けては通れない課題です。一方で、その基盤となる労務管理業務は年々複雑化しており、労務管理が十分になされていない企業も一定数存在します。Flucleは、テクノロジーの活用により企業の労務管理対応力の向上を図り、会社のあり方と働き方に変革を起こすことを目指しています。
■内容についてのお問い合わせ先:
大阪信用金庫 地域産業振興部 嶋(電話:06-6772-1592)
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 西日本投資部 本田(電話:070-1344-9569)
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