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「イノベーションファンド25Next」投資先事業者の決定及び投資の実行について

目に見えない大気の流れをリアルタイムに可視化し、「空の安全」を守る企業への投資を実行

報道提供日時

2023年10月25日

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内容

 大阪府は、2025年大阪・関西万博を契機として、イノベーション・エコシステムの活性化を図り、「SDGsが達成される社会」「Society5.0の実現」をめざすため、令和5年5月30日に、大阪市、堺市、大阪商工会議所、公益財団法人大阪産業局、地方独立行政法人大阪産業技術研究所、株式会社池田泉州銀行および池田泉州キャピタル株式会社と、「イノベーションファンド25Next(※)」を通じた連携に関する協定を締結しました。

このたび「イノベーションファンド25Next」において、5件目となる投資先事業者が決定され、投資が実行されましたのでお知らせします。

◇投資先:メトロウェザー株式会社(京都府宇治市、代表取締役 古本 淳一) 


【投資先の概要】  

・設立:平成27年5月 

・事業内容:リモートセンシング技術を応用した大気計測装置の開発・製作・販売

 気象情報とIoTを組み合わせたマーケティングおよびソリューションの提供

 気象観測および予測データ、防災オペレーション支援情報の提供

・投資実行日:令和5年8月31日
     

【投資案件の特徴】
 
メトロウェザー株式会社は、目に見えない大気の流れをリアルタイムに可視化する3次元風計測装置(ドップラー・ライダー *)の開発・製造を行っています。エアモビリティーが前提となる社会において、ドローンや空飛ぶクルマが安全・安心に運航・離発着するための必須情報である風況(突風や乱気流)を立体的に把握し、リアルタイムに可視化することで「空の安全」を守ることをめざしています。

 大阪府の令和4年度エネルギー産業創出促進事業補助金(技術革新に関連する先端技術等の実証実験)にも採択し、万博会場を含む大阪湾ベイエリア上空の風況計測を行いました。

*ドップラー・ライダーとは、大気中にレーザー光を照射して、その反射光のドップラー効果による周波数の変移を観測することで、風況を測定する装置 
  
【「SDGs」への貢献(17のゴールのうち関連するもの)】
 (9) 産業と技術革新の基盤をつくろう
  

  

※ イノベーションファンド25Next概要

名称 関西イノベーションネットワーク2号投資事業有限責任組合
(愛称:イノベーションファンド25Next)
ファンド総額 設立時:22.3億円
有限責任組合員(LP)
(2023年9月時点、順不同)

・株式会社池田泉州銀行
・大阪信用保証協会
・株式会社ダスキン
・阪急阪神ホールディングス株式会社
・株式会社ユニオン
・株式会社読売新聞大阪本社
・岩谷ベンチャーキャピタル合同会社
・関西テレビ放送株式会社
・ダイキン工業株式会社
・ロート製薬株式会社
・公益財団法人大阪産業局
・南海電気鉄道株式会社
・日本生命保険相互会社
・三井住友信託銀行株式会社
・株式会社ゆうちょ銀行

無限責任組合員(GP) ・池田泉州キャピタル株式会社
投資対象 大阪・関西万博がめざす「SDGsが達成される社会」「Society5.0の実現」に貢献する技術・ビジネスモデルを持った企業
投資形態 普通株式、優先出資 等
設立日 令和5年5月30日
存続期間 10年(最大3年まで延長可)

内容についてのお問い合わせ先:

株式会社池田泉州銀行 地域共創イノベーション部 青田(電話番号:06-6375-3595)

部局

商工労働部

成長産業振興室産業創造課

管理グループ

ダイヤルイン番号

06-6210-9483

メールアドレス

sangyosozo@gbox.pref.osaka.lg.jp