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「イノベーションファンド25Next」投資先事業者の決定及び投資の実行について

薬剤耐性菌という社会課題の解決に取り組む企業への投資を実行

報道提供日時

2023年10月13日

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内容

 大阪府は、2025年大阪・関西万博を契機として、イノベーション・エコシステムの活性化を図り、「SDGsが達成される社会」「Society5.0の実現」を目指すため、令和5年5月30日に、大阪市、堺市、大阪商工会議所、公益財団法人大阪産業局、地方独立行政法人大阪産業技術研究所、株式会社池田泉州銀行および池田泉州キャピタル株式会社と、「イノベーションファンド25Next(※)」を通じた連携に関する協定を締結しました。

このたび「イノベーションファンド25Next」において、第3号投資となる投資先事業者が決定され、投資が実行されましたのでお知らせします。

◇第3号投資先:株式会社GramEye(大阪府茨木市、代表取締役CEO 平岡 悠) 


【投資先の概要】  

・設立:令和2年5月 

・事業内容:ソフトウェアと医療機器の製造・販売

・投資実行日:令和5年9月29日
     

【投資案件の特徴】
 
株式会社GramEyeは、薬剤耐性菌(*)という社会課題の解決に取り組む大阪大学発スタートアップ企業です。薬剤耐性菌の拡大を防ぐには、抗菌薬の適切な処方が重要となります。同社は一般的に用いられる細菌検査手法であるグラム染色について、AIを活用しながら自動化し、抗菌薬の処方に必要な検査結果を迅速かつ正確に提供するソリューションを開発しています。
 今回の資金調達をもとに、臨床現場への導入を目指します。
 
 *薬剤耐性菌とは、抗菌薬(抗生物質)の不適切な使用によって生じる、薬が効きにくい、または効かなくなった細菌。
  
【「SDGs」への貢献(17のゴールのうち関連するもの)】
 (3) すべての人に健康と福祉を
 

 sdg_icon_03_ja_2.png (1276×1276) 

※ イノベーションファンド25Next概要

名称 関西イノベーションネットワーク2号投資事業有限責任組合
(愛称:イノベーションファンド25Next)
ファンド総額 設立時:22.3億円
有限責任組合員(LP)
(2023年9月時点、順不同)

・株式会社池田泉州銀行
・大阪信用保証協会
・株式会社ダスキン
・阪急阪神ホールディングス株式会社
・株式会社ユニオン
・株式会社読売新聞大阪本社
・岩谷ベンチャーキャピタル合同会社
・関西テレビ放送株式会社
・ダイキン工業株式会社
・ロート製薬株式会社
・公益財団法人大阪産業局
・南海電気鉄道株式会社
・日本生命保険相互会社
・三井住友信託銀行株式会社
・株式会社ゆうちょ銀行

無限責任組合員(GP) ・池田泉州キャピタル株式会社
投資対象 大阪・関西万博がめざす「SDGsが達成される社会」「Society5.0の実現」に貢献する技術・ビジネスモデルを持った企業
投資形態 普通株式、優先出資 等
設立日 令和5年5月30日
存続期間 10年(最大3年まで延長可)

内容についてのお問い合わせ先:

株式会社池田泉州銀行 地域共創イノベーション部 青田(電話番号:06-6375-3595)

部局

商工労働部

成長産業振興室産業創造課

管理グループ

ダイヤルイン番号

06-6210-9483

メールアドレス

sangyosozo@gbox.pref.osaka.lg.jp