大阪府では、ひとりでも多くの府民の方に「骨髄バンク事業」についての理解を広め、「骨髄バンクへのドナー登録」につながるよう、10月の「骨髄バンク推進月間」に合わせてさまざまな啓発活動を実施します。
白血病や再生不良性貧血などの血液疾患には、骨髄移植などの造血幹細胞移植が有効な治療法の一つですが、そのためには患者さんに骨髄などを提供してくれるドナーの存在が不可欠です。
日本では、毎年新たに数万人の方が血液疾患を発症しており、そのうち2,000人近くの患者さんが骨髄バンクを介する移植を必要としています。しかし、骨髄バンクに登録している患者さんのうち、実際に移植を受けることができる方は、希望する方の約半数にとどまっているのが現状です。
この機会に骨髄バンクについて知っていただき、ぜひドナー登録へのご協力をお願いします。
1.献血車での「併行型ドナー登録会」の開催
日本骨髄バンクは、白血病などの血液疾患の治療のために「骨髄・末梢血管細胞移植」が必要な患者さんと、骨髄等を提供するドナーをつないでいます。
骨髄バンクへのドナー登録は、献血車での献血に併せて登録が可能な「併行型ドナー登録会」や献血ルーム等で行うことが出来ます。
献血車での「併行型ドナー登録会」は、商業施設や駅等において開催されます(令和6年度10月は大阪府内で50回開催)。今年10月の主な会場は、ドナー登録会計画表(エクセル:39KB)にてご確認ください。
また、ドナー登録の条件や献血ルームなど常設の登録会場については、日本骨髄バンクのホームページ(外部サイトへリンク)にてご確認ください。
【ドナー登録の流れ】
①骨髄バンクドナーについて理解
②登録申込書の記入
③検査採血
④登録完了

2.「骨髄ドナー休暇制度」の周知
白血病などの治療をするために実施される「造血幹細胞移植」には、造血幹細胞を提供する方(ドナー)が不可欠です。しかし、ドナーが造血幹細胞を提供する場合は、検査や採取に伴う通院・入院のための休暇(合計10日前後)が必要となることから、仕事等の都合がつかずに提供をあきらめるドナー候補者が多く存在しています。
そのため、ドナーが参画しやすい環境づくりに向けた取組みとして、大阪府と包括連携協定を締結している「住友生命保険相互会社」「第一生命保険株式会社」「日本生命保険相互会社」にご協力いただき、企業での「ドナー休暇制度」導入に向けた周知チラシを配布します。

(※注)□のところに、それぞれの企業名が入ります。

3.府内のイベントで啓発資材の配布・献血車での併行型ドナー登録会の実施
次のイベントでリーフレット等を配布し、移植医療に関する啓発を行います。また、第51回すみよし区民まつりでは、献血車での併行型ドナー登録会も開催します。
ドナー登録へのご協力をお願いします!
開催日時 |
イベント名 |
場所 |
令和7年10月19日
(日曜日)
11時00分から
16時00分まで
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第52回堺まつり |
堺東駅から堺駅周辺 |
令和7年10月25日
(土曜日)
10時00分から
15時00分まで
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第51回すみよし区民まつり
→献血車での併行型ドナー登録会を開催予定!
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沢之町運動場、住吉区民センター、住吉区役所周辺
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※天候等の状況により、変更や中止となる場合がございます。
※啓発資材の配布は無くなり次第終了しますのでご了承ください。
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