例年、多くの方が熱中症を発症しており、直近の令和4年では全国で1,477人の方が亡くなられています。既に大阪府内では気温35度を超える猛暑日が発生しています。特に、熱中症へのリスクが高い高齢者や子どもは注意が必要です。日頃からの適切な予防行動をお願いします。
大阪府では、熱中症の発症が増加するこの時期にあわせて、「こまめな水分補給」や「エアコンの活用」などの熱中症対策について周知を行うとともに、民間事業者の協力のもと、暑さをしのげる涼しい空間(クールオアシス)の活用を呼びかけています。
それらに加えまして、このたび、府民の皆様に、より熱中症の予防に取り組んで頂くため、大塚製薬株式会社並びに株式会社ファミリーマートとの連携により、以下の取組みを実施することとなりましたのでお知らせします。
(1)熱中症の予防について
◆特にリスクが高い方
〇子ども
・体温調節能力が未発達で熱中症になりやすい
〇高齢者
・体内の水分が不足しがち
・暑さへの感覚機能が低下
・暑さに対する体の調整機能が低下
⇒熱中症死亡者の約8割が65歳以上 (グラフ①参照)


◆予防のポイント
・暑さを避ける工夫を
・暑熱環境ではからだの冷却を
・室内ではエアコンの活用を
・こまめに水分・塩分補給を
・暑さに備えた体作りを
◆特に徹底が必要な予防のポイント
〇積極的なエアコンの活用
・死亡事例のうち8割以上が自宅で発生
・自宅での熱中症死亡事例のうち約8割がエアコン未使用(グラフ②参照)
〇こまめな水分補給
・のどが渇いていなくてもこまめに水分補給
・大量に汗をかいたときは塩分補給も必要


◆こんな時はためらわずに救急車を呼んでください!
・呼びかけに応えない(意識障害がある)
・水を自分で飲めない
◆周囲の方から声かけを!
・高齢者や子どもなど熱中症になるリスクが高い方には、周囲の方が声をかけて、予防行動をとるよう促進
(2)大塚製薬・ファミリーマートと連携した取組み
【取組内容と期間】

(参考:動画のイメージ画像)



(参考:店頭サイネージのイメージ)

(参考:啓発ポスター)

【問い合わせ先】
- 熱中症対策に関すること
地域保健課 疾病対策・援護グループ(06-6944-6697)
- おおさかクールオアシスプロジェクトに関すること
脱炭素・エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ(06-6210-9553)
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