大阪府及び大阪市において、令和3年度から令和5年度にわたり実施した「大阪いらっしゃいキャンペーン」において、宿泊事業者等による不適正事案が発生しました。当該事案への対応について、以下のとおりお知らせします。
【事案の概要】
(1)宿泊施設の従業員による不適正なクーポン利用(12事業者)
宿泊施設の従業員が、宿泊利用者に付与すべきクーポンを不適正に利用。
・クーポンの合計金額:1,941,914円(令和4年度及び5年度分)
(2)宿泊事業者による不適正な補助金受給(1事業者)
1.従業員に労働の対価として利用させた宿泊実績によって補助金を不適正に受給。
2.宿泊事業者が、架空の宿泊実績によって補助金を不適正に受給。
また、架空の宿泊実績に基づき発行されたクーポンを配布・利用。
・交付済の補助金額等※ :49,663,544円(令和3年度及び4年度分)
※補助金額等にはクーポンの利用額等を含む。
【対応】
(1)宿泊施設の従業員による不適正なクーポン利用
・雇用主である宿泊事業者に返還請求し、全額返還済み。
(2)宿泊事業者による不適正な補助金受給
・宿泊事業者に交付した補助金等の全額について、返還請求を実施。
【参考】
大阪いらっしゃいキャンペーンについて
目的:大阪府域へ来訪・周遊する旅行者の観光消費の喚起、旅行機運の醸成を図り、
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける観光関連事業者を支援する。
実施時期:令和3年度から令和5年度
内容:・宿泊・旅行割引…宿泊(利用)代金総額の最大50%を割引
・クーポン付与……1泊(回)の宿泊・旅行につき最大5,000円分のクーポンを付与
※実施時期により、割引率、クーポン付与額は異なります。
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