令和6年全国家計構造調査(市町村調査)(※)に必要な事前調査において、大阪府知事が任命して堺市で従事する1名の統計調査員(以下、「調査員」という。)が、個人情報が記載された調査関係書類を紛失したことが判明しました。
このような事態を招いたことをお詫び申し上げますとともに、今後再発防止に取り組んでまいります。
(※)令和6年10月及び11月の2か月間、実施する基幹統計調査。大阪府知事が任命した統計調査員は、市町村長の調査実施上の指導を受け、対象世帯を訪問して、調査票の配布・回収を行う。
1 紛失した書類
調査単位区世帯一覧
2 記載されていた個人情報
担当調査区内の世帯主氏名及び住所(19世帯分)
3 事案の経過
○令和6年9月5日(木曜日)
調査員が担当する調査区域を巡回し、表札等で確認した世帯情報を調査単位区世帯一覧に記入した。
○令和6年9月6日(金曜日)
調査員が自宅で調査関係書類を確認したところ、記入した調査単位区世帯一覧のうち、1枚がないことに気付いた。
○令和6年9月6日(金曜日)から8日(日曜日)
調査員と堺市職員が調査員の自宅及び調査区域を捜索したが、発見できなかった。
○令和6年9月9日(月曜日)から11日(水曜日)
堺市職員が、調査員が紛失した調査単位区世帯一覧に記載されていた世帯主等を訪問の上、経緯説明及び謝罪を行い、了承を得た。
4 原因
堺市において調査員に対し、調査活動中は調査関係書類を厳重に管理するよう指導していたが、書類の管理が十分ではなかった。
5 再発防止策
・令和6年全国家計構造調査を実施する府内市町に対し、本事案を共有する。
・統計調査員に対する調査書類等の適正管理及び個人情報の取扱いに関する指導を徹底するよう府内市町村に要請する。
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