遊休農地を活用した学習農園づくり&れんげプロジェクト(堅上小学校)第2回活動

更新日:2015年9月28日

遊休農地を活用した学習農園づくり&れんげプロジェクト(堅上小学校)第2回活動
レンゲの種まき、水やりを行いました!

○活動の概要

  第1回活動(平成21年9月8日)に引き続き、第2回目の活動として、平成21年10月16日(金曜日)に柏原市立堅上(かたかみ)小学校4年生(19人)が、秋空の晴天の下、レンゲ、クローバーの種まき、水やり作業、及び作物の生長観察を行いました。
 第1回活動のときに播種した野菜は大きく育ち、ダイコンやカブは白い部分が地面から見えたりもしていまいした。
 子どもたちは、種を入れた紙コップを手に持ち、真剣な表情で再生された農地にまいていました。今回はレンゲ(紫)とクローバー(白)を組み合わせた「花文字(カタカナで「カタカミ」)」とするため、文字の部分にはクローバーの種をまきました。
 子どもたちは、種をまいたあとジョウロで水をやりながら、「いつになったら花が咲くの?」と、花が咲くのが待ち遠しいようでした。
 今後は、11月下旬又は12月上旬に野菜の収穫を行う予定です。

  レンゲは、大気中の窒素を取り込んで養分にできるマメ科の植物です。来年の春には、このレンゲを畑にすき込み、肥料として使う予定です。

○れんげプロジェクトについて

 農空間は、農産物を生産するばかりでなく、洪水を抑制したり、美しい景観を形成するなど様々な公益性をもっています。大阪府ではこれら農空間の公益性を確保し、府民みんなで守り活かしていくため、市町村、農業委員会等関係機関とともに遊休農地の再生・利用促進について、取り組んでいます。
 ”れんげ”は、ふるさと景観を形成するとともに、地力増進にも活用でき、栽培にあたって比較的手間や費用もかからず、米づくりなど栽培後の農地利用がスムーズに行えます。
 本プロジェクトは、遊休農地の利用促進に向け、地域の人々と協働し、”れんげ”を咲かせる取り組みを進めるものです。

○当日の活動状況 

集合

レンゲ種まき

生育状況の説明をします

先ずはレンゲの種をまきます
(手前は第1回目の活動のときに播種した大根です)

クローバーの種まき

水やり

「カタカミ(花文字)」のうえに、クローバーの種をまきます。

種をまいた後は、たっぷり水をやります!

終了!

カタカミ

作業終了! レンゲの花、咲くのが楽しみ。

「カタカミ(花文字)」がわかるかな?

○播種(9月8日)からの経過 

双葉

双葉(大)

9月11日(大根の芽が出ました)

9月14日(大根の双葉が大きくなってきました)

大根

看板

9月29日(大根、どんどん生長します)

校長先生が看板を作成しました

アオムシ

獣害防護柵

アオムシに狙われます

獣害(イノシシ)を防ぐため、
獣害防護柵を設置しました(10月9日)。

獣害防護柵

事前準備

獣害(イノシシ)を防ぐため、
獣害防護柵を設置しました(10月9日)。

前日(10月15日)に「カタカミ(花文字)」
に合わせて、畝立てしました。

 ○リンク

第1回目活動 冬野菜の種まき・植え付け作業を行いました! 

遊休農地解消の取り組みの紹介(中部農とみどりの総合事務所管内)

このページの作成所属
環境農林水産部 中部農と緑の総合事務所 地域政策室

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