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府民の声 公表(詳細)

テーマ 高齢者福祉に関するもの
府民の声 我が家に届いた、介護施設に入所する高齢の身内の後期高齢者医療保険の明細を確認すると、6月から9月分のみが記載されており、1月から5月の医療費の明細はなかった。
大阪府後期高齢医療広域連合に問い合わせたところ、「1月から5月は施設から利用の報告がない。施設から医療保険の利用の報告がない限りは把握できない。施設に直接聞いてくれ」
と言われた。施設からは、身内が度々熱を出したという報告を受けており、全く医療行為がなかったとは思えない。
介護施設の入所者のケアに、介護保険と健康保険がどのように使われるのかはわからないが、その回答を聞き、非常に危険であると私は感じた。
介護施設に入所する人は、「必要な薬が処方されていない」または、「必要のない薬が処方させられていても分からない」人が多い。介護施設に入所してしまうと、それまで担当していたケアマネージャーは関与できなくなり、施設のケアマネージャーが担当することになる。介護施設所属のケアマネージャーは、利用者のことより施設の利益を考慮するのではないかと思う。
家族や身内がいない高齢入所者は、身内からの確認や苦情もなく、定額の年金で支払いも確約されておれば、金儲けの対象となってしまうのではないか。
もちろん介護の現場の従事者に感謝の気持ちはあり、このような疑念を利用者側に抱かせることがないように行政が制度を整備する必要がある。
1つは介護施設に入所しても、施設側のケアマネージャーではなく公平な判断ができる外部のケアマネージャーを選任するべきだし、後期高齢医療広域連合などが、医療保険や介護保険の利用状況を縦割りではなく、総合的に把握できるようにするべきだ。
カテゴリー 福祉・子育て
受付日 2024年1月31日
公表日 2024年2月29日