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府民の声と府の考え方 公表(詳細)

件名 万博公園について
府民の声 万博記念公園(吹田市)の水循環の故障と生態系の変化についてお伺いしたくお手紙を差し上げます。
毎年、梅の季節になると、メジロやカラ類が自宅の庭や公園内の梅林に姿を見せるのを楽しみにしているのですが、今年は四十雀の姿はありますが、メジロの姿がみえません。
先日、公園スタッフの方に伺ったところ、公園の水循環システムのポンプが故障、配管も老朽化のため1年前から停止しているとのこと。水が止まったままでは、
・水辺の虫が減少し、メジロ等のえさが消失
・アカガエル、蛍など希少生物の繁殖が困難
・梅林を含む樹木の衰弱
等、このまま放置すると万博の森が失われる危機にあると伺いました。
大阪府は「万博の森づくり」として生物の多様性の豊かな森への転換を目指されていることを拝見しました。
その取り組みと公園現場の状況がどのように連携されているのか是非現状をお伺いできればとおもいました。
つきましては
・水循環停止の現状把握
・修理のご検討や予算化の見通し
・生態系への影響調査や情報公開のご予定
等につきまして、差し支えない範囲でお知らせをいただけると幸いです。
府の考え方  いつも当公園をご利用いただき、誠にありがとうございます。
 施設の不具合により、ご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
 水循環システムの不具合につきましては状況を把握しております。具体的には、大地の池からもみじ川に送水するためのポンプ、仕切弁、圧送管から構成されるシステムのうち、仕切弁及び圧送管について老朽化により破損が確認されました。
 仕切弁については鋳鉄製の特殊品であり、今回、新たなものに交換することとしましたが、汎用品で代替できるものではなかったため、新たに設計・製作し、令和8年3月27日に交換が完了し、試験通水を行ったところ問題なく機能回復がなされたところです。
 圧送管の補修については令和7年度予算で対応できないため、令和8年度予算を確保し、工事実施にむけ手続き等を行っているところです。引き続き早期復旧に向け取り組んでまいります。
 なお、「万博の森づくり」として生物の多様性の豊かな森への転換の取組みと公園現場の状況との連携については、大阪府では、令和4年11月に策定した「日本万国博覧会記念公園の活性化に向けた将来ビジョン2040」に基づき、生物多様性が豊かで多様な景観を有する森づくりをめざしています。
 そのため現場においては、様々な樹林のタイプにあわせたモデルエリアを設定し、部分的な伐採や植栽を試行的に行い、継続的なモニタリングを実施しているところです。
 また、森の生き物に関する調査については、野鳥等の生物生息調査を継続して実施していますが、調査結果の情報公開につきましては、許可なく採取、採掘の恐れがあることから、あえて公表はしておりません。
 なお、今般の水循環システムの不具合を理由とした生態系への影響調査の実施の予定はありません。
 多様な生き物が生息できる環境を提供できるよう、1日も早く水循環システムが回復できるよう努めているところです。
 今後とも当公園のご利用をお願い申し上げます。

(本欄をもって回答)
所轄課 府民文化部 日本万国博覧会記念公園事務所
カテゴリー 教育・文化・観光
回答種別 回答を行ったもの
受付日 2026年3月13日
公表日 2026年4月17日