ここから本文です。

府民の声 公表(詳細)

テーマ 障がい者施策に関するもの
府民の声 大阪府立福祉情報コミュニケーションセンター(視覚障がい者支援センター 点字図書館)を利用している、視覚障がい等により図書の利用が困難な当事者(読書困難者)です。同施設は大阪府の指定管理施設ですが、その運営、特に点字・録音図書の製作体制に著しい不備があり、利用者の「知る権利」が損なわれているため、指定管理者への事実確認および指導をお願いしたくご連絡いたしました。 1.経緯 私は同館に対し、個人の利用目的で図書を作成する「プライベートサービス(プライベート製作)」によるデイジー図書の製作を依頼しました。以前、同館からは「年明けから受け付けが可能」との案内を受けておりましたが、1月中旬に依頼をしたところ、「他のプライベート製作が進行中であり、着手できるのは3月になる」との回答がありました。 2.問題点 (1)「プライベートサービス」の機能不全 プライベート製作は、個人のニーズに応じ、通常の蔵書製作よりも柔軟かつ迅速に情報を提供するためのサービスであると認識しています。それが依頼の段階で「着手まで2ヶ月待ち」という状況は、サービスとして機能不全に陥っていると言わざるを得ません。 (2)運営体制・ボランティア管理の不備 「順番待ち」が発生している理由について、施設側からは具体的な説明が不足しています。指定管理者として、需要に応じた十分な音訳ボランティアの確保やスケジュール管理、製作体制の構築が行われていない疑いがあります。数ヶ月待ちが常態化しているのであれば、それは個別の事情ではなく、構造的な欠陥です。 (3)事前の案内との矛盾 「年明けから受け付ける」としておきながら、いざ依頼すると長期間の待機を強いる対応は、利用者に対する誠実さを欠いており、行政サービスの提供として不適切です。 3.要望 当該指定管理者に対し、以下の点について指導・改善を求めたく存じます。 現在の音訳・図書製作のバックログ(滞留)状況の調査 プライベートサービスにおける「順番待ち」解消に向けた、ボランティア増員や工程管理の見直し 利用者に対する正確な情報の提供と、誠実な対応 視覚障がい等を有する者が適時に情報を得ることは、社会参加において極めて重要です。府の公の施設として、適切なサービス提供が行われるよう、早急な改善を要望いたします。 
カテゴリー 健康・福祉
受付日 2026年1月16日
公表日 2026年2月27日