ここから本文です。

府民の声 公表(詳細)

テーマ 大阪・関西万博に関するもの
府民の声 大阪・関西万博の海外パビリオン建設に参加した下請け業者から工事代金を発注元から支払ってもらえないと訴えが相次ぎ、その数は少なくとも9つの海外パビリオンで38業者に広がっている。万博協会は未払い問題について「万博協会は契約の当事者ではなく、あくまで民間業者同士の問題」との見解を示していると報道がありました。この問題について考えてみたいと思います。海外の工事経験を豊富に持つ大手のゼネコンは海外パビリオンを建設した場合、工事代金の不払いがあった時、回収が困難になるリスクをよく理解していて国内企業のパビリオンのみの工事を請けて、海外パビリオンの工事は請けなかったそうです。そこで万博協会副会長の吉村大阪府知事は「海外のパビリオンは時期が非常にタイトになってきている。地元の大阪・関西の建設事業者の皆様にぜひお力をお借りしたい」と訴えられたそうです。この時、海外パビリオンの工事の不払いになるリスクについてどのように説明されたのかの問題点があると思います。このようにして着工が遅れて工期が短い中で海外の工事経験がない多くの中小の建設業者が海外パビリオンの工事を請けるようになったようです。万博の開幕が迫る時、万博協会のご要請に応えるため工期の短い中、不十分な設計図で工事を徹夜で、命を削るような想いで海外パビリオンを作ってこられた中小の建設業者は多くおられるようです。上記のように 海外パビリオンを作ってきた中小の建設業者に罪はなかったと思います。国、大阪市などで未払の件は救済するのが正しいと思います。万博の閉幕も迫ってきました。万博跡地の工事をこれからスムーズに進めるためにも未払の件は早急に解決しなければなりません。関西には万博会場から出る大量の廃棄物の処分場がないとの報道がありました。今後は廃棄物を出さない循環型社会を一日も早く作っていただきたい。
カテゴリー 教育・文化・観光
受付日 2025年10月3日
公表日 2025年11月28日