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府民の声 公表(詳細)

テーマ 高校授業料補助に関するもの
府民の声 橋下氏の大阪府知事時代、府内の公立高校では長期療養中の教員が多く、5、6年で異動になるシステムだったこともあり、継続した生徒指導も行き届いていなかった。当時、橋下氏は、教育現場で役に立つ教員がいないことを指摘し、頻繁に教育委員会と対立していた。
一方、府内の私立高校では、特色ある独自の教育方針をアピールする学校や、クラブ活動に力を入れている学校が多く、私立高校への進学者は、目的を持って私立高校に入学していた。また、私立高校は教員の異動がなく、専門性の高い教員を採用することで、生徒指導の面においても、コンピテンスを活かした指導を行い、素行の悪い生徒は、ほとんどいなかった。
そのような私立高校に通う生徒への支援として、橋下氏は、府の授業料支援補助金制度を打ち出し、手厚い支援を行った。
これにより、目的も持たず、私立高校に進学する生徒が増え、特色豊かな私立高校の質がどんどん落ちていった。
人間形成を担う学校現場において、適切な教育を受けることができなければ、将来の日本の教育はどうなっていくのかと私は心配している。
本来の、質の良い私立高校に戻すために、大阪府は私立高校生への授業料無償化制度を廃止するべきだ。
カテゴリー 教育・文化・観光
受付日 2025年10月24日
公表日 2025年11月28日