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府民の声と府の考え方 公表(詳細)

件名 大阪・関西万博について(3)
府民の声 関西万博のバリアフリー面の緊急改善要望
電動車椅子に乗って夏パス等で約40回ほど万博に行きましたがバリアフリー面でたびたび改善を要望してきました。しかし未だ改善が見られない点も多く障がい者に優しくない万博のままで、開催期間が段々無くなってきている中で、今からでも改善できることを選りすぐり緊急的に要望します。開催期間も短くなり、様々な障がい者が困っていてもなかなか言えない状況ですので、どうかこの課題を放置せず、取り急ぎ開催中に改善してくださいますようお願い申し上げます。その事が今後の検証やレガシーにも繋がります。
1 万博スタッフが管理的姿勢で基本的人権への無理解や欠如、誤解が目立ちます。
(1)夢洲駅のエレベーター(スタッフ動線や位置も悪い)では交通弱者の「優先利用と表示」があるのにスタッフの利用が(特に通勤時)多いせいで、優先利用者が後から使わないとならない場面があります。まず隗より始めよで、万博スタッフは少なくとも夢洲駅ではエスカレーター・階段を使って欲しいです。それを徹底してください。
(2)8月22日、東ゲート優先レーンから人場しようとした際に二次元コード読込機をタッチさせてくれないトラブル(警察官まで呼ばれた)があり、その際に私の電動車椅子のプレーキを本人に確認もなく、勝手に強制的に手押しモード(車椅子後部の本人が手の届かない位置にある)に切り替えてしまってスタッフが改札室まで押されて連れて行かされたことがありました。これは本人の意図を無視して移動させられたので身体拘束に近い行為であり障がい者虐待防止法にも抵触する行為です。トラブル内容は別にして本人に確認せず電動車椅子を強制的に移動させる行為はあってはならない行為なのて絶対にしないようにスタッフには徹底してください。やむを得ず移動させたい場合は障がい者本人の意思て移動するように言ってもらって本人に操作をさせて下さい。スタッフ本人は名前を聞くが名乗らず。多くのスタッフは頑張っていらっしゃいますが、一部、給水所の水くみですら入れて頂けないスタッフもおり、更なるスタッフや警備員への人権・接遇に関する研修(障がい理解研修等)や周知徹底が必要です。人権への欠如、無理解のスタッフにより万博全体のイメージにも関わります。
(3)以上のトラブルや東案内所(8月27日)での優先席を使えないと言われたトラブル時に毎回万博スタッフの氏名を聞きますがその度に「名前を教えられない」と言われ首から下げている名札を隠されます。カスハラ対策かも知れませんが名札を下げている以上責任を持って名乗るべきだと思います。それが出来ないのならコンビニなどがやっているようにイニシャルの名札などに変更すべきです。責任を持って各箇所の業務にあたる現れにもなります。責任の所在が不明確に思えます。
2 各バリアフリー設備や対応が後手になっているのでちぐはぐな箇所が多いです。
(1)夢洲駅から東ゲートまでの誘導路が煩雑過ぎてエレベーターから優先レーンに行くルートが分かりにくく警備員によっては違うルートを案内されます。誘導路の人流想定の設計自体に問題があるかと思われますが今からできる事としては案内表示を増やして誘導路を一つに統一して欲しいです。一般列を横切る時もあればパイロンの柵を開けてもらう事もあります。初めて来た優先レーン対象者でもわかりやすく安全に移動できる対策を講じて欲しいです。警備員によって指し示す案内が違うのが現状です。これが混乱を引き起こします。
府の考え方  いただきましたご要望につきましては、博覧会協会へお伝えさせていただきました。
 万博の運営に関するご意見については、大変申し訳ございませんが、会場運営の実施主体である博覧会協会までお問合せいただきますようお願いいたします。

(お問合せ先)
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
大阪・関西万博 総合コンタクトセンター
電話番号:0570-200-066 
受付時間:令和7年4月13日から10月13日まで 全日の9時から22時
お問い合わせフォーム | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
https://www.expo2025.or.jp/inquiry/form/

(本欄をもって回答)
所轄課 万博推進局
カテゴリー 教育・文化・観光
回答種別 回答を行ったもの
受付日 2025年9月10日
公表日 2025年10月10日