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府民の声 公表(詳細)

テーマ 高校授業料補助に関するもの
府民の声 吉村知事が所属する特定の政党は、国にガソリン税の暫定税率を廃止する法案を提出した。今回はガソリンのみが対象となり、軽油にかかる引取税はそのままである。
トラックやバスなどの大型車両の多くは軽油を燃料としているため、軽油が減税されなければ、輸送代やバスの運賃には全く反映されないことになる。
吉村知事は、軽油にかかる引取税には地方税が含まれていない理由として、地方自治体の減収に伴う財政への影響を挙げているが、バスで通学する生徒のバス代の負担が大きいことを考えていない。
電車通学が可能な生徒はよいが、路線バスしか交通手段のない生徒にとっては、居住地による人権侵害とも言える。
最近では、金剛バスが経営困難に陥り、運行の継続を断念し廃止した例もある。南海が経営を引き継いだが、運賃は高額である。遠方から通学する生徒にとっては、バス代の値下げにつながる、軽油にかかる引取税の暫定税率の廃止は必要なことだ。
大阪府は高校生に対して、授業料無償化制度を実施しているが、軽油を含むガソリン税の暫定税率の廃止法案が成立してから実施するべきであった。あまりにも強引に授業料無償化制度だけを進めたとしか言いようがない。
大阪府は、遠方からバスで通学する生徒のことを考え、ガソリン税の暫定税率を廃止と同時に、軽油にかかる引取税の暫定税率を廃止について、強く訴えるべきだ。
カテゴリー 教育・文化・観光
受付日 2025年8月6日
公表日 2025年9月30日