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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 教育施策に関するもの |
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府民の声 | 1.提案の要旨 グローバル社会で通用する人材を育成するため、大阪公立大学の附属小中高一貫インターナショナルスクールを大阪城周辺に設立することを提案します。この学校は、日本の義務教育の枠組みを活かしつつ、9月入学という革新的なシステムを導入します。これにより、生徒は高校卒業後、半年早く大学に進学できるようになり、国際競争力を高めることができます。 2.構想の背景 現在、日本の教育は「4月入学・3月卒業」という固定された学年暦により、国際社会との間に大きなギャップが生じています。この状況は、優秀なグローバル人材の育成を妨げる一因となっています。一方で、大阪府内では少子化により多くの公立学校が廃校となり、その有効活用が課題となっています。この課題を解決し、大阪の未来を切り開くための具体的な戦略として、本構想は非常に有効です。 3.本構想がもたらす革新 本構想が実現すれば、以下のような画期的な成果が期待できます。 1.教育モデルの改革とブランド力の向上 従来の公立高校とは一線を画す、9月入学の小中高一貫教育を公立で実現します。既存の教育制度の「硬直性」を打破し、教育界における大阪のブランド力を飛躍的に向上させます。 2.圧倒的な進学・キャリア形成の優位性 高校卒業が半年早いという「反則級」のメリットにより、生徒は国内の難関大学受験で浪人生に匹敵する時間的余裕を得ます。海外の大学へもスムーズに進学できるため、グローバルなキャリアを視野に入れた進路選択が可能となります。17歳から18歳で大学に入学し、同世代より早く社会に出ることで、キャリア形成において圧倒的なアドバンテージを得られます。 3. 公立ならではの強みと実現性 廃校になった公立校舎を有効活用することで、莫大な初期投資を抑制できます。既存の公立高校である大手前高校をモデルとし、そのブランド力と優れた教員・設備を活用します。公立大学の附属校として、行政からの支援を得やすく、学費を抑えることができます。 4.結び この構想は、単に一つの学校を設立するだけでなく、日本の教育全体に新しい風穴を開け、大阪を「グローバル人材を輩出する拠点」として再定義するものです。吉村知事が掲げる「新しい大阪」のビジョンを実現するための、最も具体的かつ効果的な一歩となると確信しております。 |
カテゴリー | 教育・文化・観光 |
受付日 | 2025年8月18日 |
公表日 | 2025年9月30日 |