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府民の声と府の考え方 公表(詳細)

件名 統合型リゾート(IR)について
府民の声 府のカジノ誘致について、ギャンブル依存症の人が増えるのではないかと危惧している。親が借金をしてカジノに行き、その借金を子どもが背負うことになる可能性があるのではと思う。そういったことにならないように、府として対策を考えるべきだ。
府の考え方  ギャンブル等依存症は、カジノがない現在においても喫緊に取り組むべき重要な課題であり、IR誘致を契機に、既存のギャンブル等を含め依存症問題に正面から取り組み、依存症対策のトップランナーをめざし、万全の対策を講じていきます。
 大阪府・大阪市とIR事業者は、世界の先進事例に加え、大阪独自の対策をミックスした総合的かつ、シームレスな取組みを構築すべく、その内容を区域整備計画に取りまとめました。
 大阪府・大阪市は、依存症対策のワンストップ支援や普及啓発等を担う拠点として「(仮称)大阪依存症対策センター」を新たに設置することをはじめ、SNSを活用した啓発や治療プログラムの医療機関への普及など、普及啓発、相談・治療・回復支援にかかる総合的な取組みを進めていきます。
 なお、「(仮称)大阪依存症対策センター」の設置については、センターが担う4つの機能のうち、「相談・医療・回復のワンストップ支援」と「普及啓発・情報発信」の機能について、とりまとめを行ったところです。引き続き、残された「調査分析」や「人材養成」の2つの機能について検討を進め、IR開業までに着実に整備することとしております。
 また、IR事業者は、世界最高水準のカジノ規制を遵守したうえで、MGM社の知見やノウハウを最大限に生かして、厳格な入場管理や24時間365日利用可能な相談体制の構築、本人・家族申告による利用制限措置など、カジノへの依存防止策を実施することとしています。
 大阪府域における「ギャンブル等依存が疑われる者等の割合」を、毎年度調査したうえで、既存のギャンブル等に起因するものも含めて、その低減をめざしていくことを目標に、万全の対策を講じていきます。

(連絡先不明のため、本欄をもって回答)
所轄課 IR推進局 企画課
カテゴリー 教育・文化・観光
回答種別 回答を行ったもの
受付日 2025年8月15日
公表日 2025年9月5日