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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 感染症対策に関するもの |
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府民の声 | 大阪市内で結核の集団感染が確認されたことがニュースで報道されていた。 結核菌は感染しても、潜伏期間中は症状が現れないことが多く、体の抵抗力によって菌が排除されることもある。しかし、発症した場合、初期は咳やくしゃみなど、風邪とよく似た症状であるため、結核菌に感染していることに気がつきにくい。早期に結核検査をしておかなければ、人に飛沫感染し、あっという間に感染が拡がってしまい、手遅れになる。 私の子どもは0歳で、潜在的に結核菌を保有していることがわかっている。0歳の子は常に親と行動と共にするため、私たち夫婦も結核菌を持っている可能性があるため、居住地を管轄する保健福祉センターに結核の検査を希望している旨を相談したが、対応した職員からは、検査はできないと回答された。そして、「子どもは、どこから感染したか経路を教えてほしい」と言われたが心当たりはなく困惑している。 私たちは結核菌を持っているかを知りたいだけなのに、なぜ、検査をしてもらえないのか納得できない。「感染経路を突き止める」という、自分たちの職務を全うしたいだけの対応であり、明らかに感染対策が後手に回っている。 現状は、症状が出ている人にしか検査をしていないので、私たち夫婦のように、症状が出ていない場合でも、検査を希望する人には、レントゲン検査と併せて血液検査を行い、結核菌に感染していることが判明した者には、適切な処置を受けさせるべきだ。 今の時代、マイナンバーで管理できるのだから、検査の結果、保菌者を登録制にして、行政がマイナンバーで管理する体制を早急に整えてほしい。 以前、コロナウイルス感染症が拡がった時には、国内でも特に大阪府内で多くの感染者が出た。結核菌は、そのコロナウイルスよりもはるかに感染力が強い菌である。 吉村知事は、以前のコロナウイルス感染症のような爆発的な感染が起こらないように、大阪府としても結核感染に対して、早期に対策を講じるべきだ。 知事は、「より良い日本になるように」との思いで、政治家になったのであれば、このような府民の意見を積極的に取り入れるべきだ。 |
カテゴリー | 健康・福祉 |
受付日 | 2025年7月11日 |
公表日 | 2025年8月29日 |