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府民の声と府の考え方 公表(詳細)
件名 | 大阪・関西万博のパビリオンの予約について(1) |
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府民の声 | 吉村知事は公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の副会長でありながら、報道陣の取材に対して「協会にお願いしている」という表現の発言をしている。 例えば、万博の予約システムにアクセスが集中しログインまでに長時間待たなければならないことを聞かれたときには「システムの能力も含め容量が足りてないという声があるので、協会に強化をお願いしている」と発言していることなどだ。 吉村氏は知事の立場の他にも万博協会の副会長であるので、今回の内容であれば、組織の一員として万博協会に働きかける立場で発言するべきだ。 また、2025年大阪・関西万博の1日の目標入場者数は15万人と設定されているが未だに到達しておらず、6月の時点でも1日入場者数の最高値を記録したのは13万人までである。 にもかかわらず、万博会場内の各パビリオンの2か月前及び7日前の抽選予約や、3日前の順番待ちの予約は取りにくい。 私はそれぞれの予約システムを利用したが、2か月前及び7日前の入場予約は抽選に当たらず、3日前の順番待ちのシステムは、受付開始の午前0時から午前1時30分ごろまで並んだが、エラーが出て予約が取れなかった。 アメリカ館など海外パビリオンであれば、当日直接順番待ちで並ぶ事も選択肢としてあるが、関西パビリオンや、○○館、□□館などの国内パビリオンへの入館は完全予約制であり、万博会場に入場できたとしても、目当てのパビリオンを訪問することは難しい。 最近、万博会場では、入場の際のパークアンドライド駐車場の割引を始めるなどしており、これらの影響で入場者数が目標値を達成した時には、さらに国内パビリオンへの入館が厳しくなるのではないかと私は思う。 万博の予約システムのような大掛かりなシステム改修には時間がかかり、来場予定者の予約確保は当面期待できないので、知事は、国内パビリオンの入館に際し、予約なしでの当日会場で直接並んで入場できるように働きかけるべきだ。 今回の意見に関し、大阪府ホームページ上で公表を求めると共に、担当課の回答を求める。担当課が私の意見に「回答しない」と判断した場合であっても、何らかの意思表示をするのが意見を寄せた者への礼儀であると考えるので、回答しない場合は、「回答しない」と旨をホームページ上にて表示するべきだ。 |
府の考え方 | お問合せいただきましたパビリオンの予約については、実施主体である博覧会協会において、できる限り待ち時間が少なく快適にパビリオンを観覧できるよう、事前予約制を導入しております。予約が取りにくいパビリオンや予約制度に参加していないパビリオンに対しては、協会から予約枠開放のタイミングの分散や予約制度への参加を促しているところと聞いております。 いただきました貴重なご意見は、博覧会協会にもお伝えさせていただいております。 (連絡先不明のため、本欄をもって回答) |
所轄課 | 万博推進局 |
カテゴリー | 教育・文化・観光 |
回答種別 | 回答を行ったもの |
受付日 | 2025年6月19日 |
公表日 | 2025年8月1日 |