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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 府政運営に関するもの |
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府民の声 | 現在日本では、労働力人口の減少や地域社会の維持困難といった課題に対し、外国人労働者や移民の受け入れが検討・推進されています。しかしながら、受け入れに際しては、インフラ・行政サービス・住宅などの受け皿が十分である必要があり、一部の大都市圏への過度な人口集中を避けることが重要です。そこで以下の提案をいたします。 【提案内容】大都市圏(例:東京・神奈川・大阪等)に居住する日本人を対象に、地方都市への移住を後押しする施策を強化すること。特に若年層や子育て世帯を対象とした移住支援金、転職支援、リモートワーク支援制度の充実を要望いたします。移住先として、地方の「車を持たなくても生活できる」環境(=公共交通機関が発達し、都市機能が集中する市街地)を優先的に整備・案内すること。駅やバスターミナルにアクセスしやすい立地にある空き住宅・空きビルをリノベーションし、住まいとして提供。地方都市の中心部(例:県庁所在地・政令市等)に人が定着しやすい環境整備を進める。外国人の移民・労働者も含めた多文化共生型の地域づくりを、地方都市の再活性化戦略として位置づけること。外国人と日本人がともに生活・労働できる環境を、地域の人口維持や多様性の観点から積極的に支援。多言語対応の行政窓口、生活相談所、地域コミュニティ支援の整備。本提案は、外国人移民の受け入れと日本人の地方移住という2つの視点を統合することで、都市への過集中・地方の過疎化という相反する課題を同時に解決することを目指すものです。空き家の再活用、公共交通重視の都市設計、国民の移動支援といった政策を、統合的に進めていただけることを期待しております。ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 |
カテゴリー | 府政運営・統計 |
受付日 | 2025年6月10日 |
公表日 | 2025年7月31日 |