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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 都市魅力・観光に関するもの |
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府民の声 | 提案の背景 私は先日までカナダへ交換留学をしており、帰国後、大阪の外国人観光客の多さに驚きました。しかし、同時に多くの方が言葉の壁に直面し、困っている様子も目にしました。 事例 ・○○駅:□□から△△への乗り換え時、◇◇のタッチ不良により困っていた外国人観光客。駅員も英語での対応に四苦八苦。 ・▽▽駅:××行きの切符を券売機で購入しようとしたアラブからの8名グループ。クレジットカードが使用できず、券売機の操作にも戸惑う。 これらの事例は、主要な駅においても外国人観光客が些細なことで困惑し、不安を感じている現状を示唆しています。既存の案内所や翻訳機だけではカバーしきれない、より身近なサポートの必要性を感じました。 Helpチャームについて Helpチャームは、外国語を話せる方が身に着けるボランティアの目印です。 ・チャームには「Ask anyathing」「English OK」などのメッセージを記載し、助けを求める外国人観光客に分かりやすく示します。 ・話せる言語に応じて、色やデザインを変えることで、視覚的に区別できるようにします。 利用イメージ ・外国人観光客はHelpチャームを身に着けている人を見れば、安心して声をかけることができます。 ・チャームを身に着けている人は、可能な範囲で道案内や簡単な情報提供などのサポートを行います。 ・都合が悪い場合は、鞄にしまうなどして対応しない意志を示すことも可能です。 導入によるメリット ・外国人旅行者の安心感の向上:困った際に、誰に声をかければ良いかが一目でわかり、安心して助けを求めることができます。 ・スムーズなコミュニケーションの実現:言葉の壁によるストレスが軽減され、より円滑な情報収集や意思疎通が可能になります。 ・大阪のホスピタリティの向上:外国人旅行者に対する積極的なサポート体制を示すことで、大阪の国際的なイメージとホスピタリティを高めます。 ・低コストでの導入:ワッペンの作成費用は比較的安価であり、大規模なインフラ投資は不要です。地域住民やボランティアの協力により、持続可能な運用が期待できます。 ・外国語学習の促進:ボランティア活動を通じて、実践的な外国語会話の機会を提供し、地域住民の外国語学習意欲向上にも貢献します。 導入に向けたステップ 1.コンセプトの周知と共同者の募集:地域住民、商店街、交通機関、自治体、教育機関(中学校・高校・大学など)に本提案の趣旨を説明し、協力を呼びかけます。 2.ワッペンのデザインと制作:利用者の意見も参考に、視認性が高く、言語や目的が分かりやすいデザインを決定し、ワッペンを製作します。 3.配布方法の検討:公民館、駅、観光案内所、商店街、英会話教室、学校、地域イベントなどで、希望者に無料で配布することを検討します。 4.広報活動:ポスター、ウェブサイト、SNS、地域メディアなどを活用し、外国人旅行者や地域住民にチャームの存在とその意味を周知します。 5.運用と改善:導入後の利用状況や意見を収集し、必要に応じてチャームのデザインや運用方法の改善を行います。 6.懸念点と対策 ・着用の確保:対策:ボランティアへの参加を促すためのインセンティブ(地域イベントへの招待、感謝状の贈呈など)を検討します。地域活動の一環として推奨することも有効です。 ・悪用される可能性:対策:チャームに識別番号を導入し、登録制とすることで悪用者を特定できるように検討します。また、啓発活動を通じて悪用防止を呼びかけます。 ・言語の種類:対策:主要言語に加え、ニーズの高い言語を随時追加することを検討します。多言語対応が難しい場合は「English OK」を基本とし、他の言語はステッカーなどで対応することも考えられます。 最後に 「Helpチャーム」は、外国人観光客と地域住民との間に温かい繋がりを生み出し、より安心で快適な観光都市大阪の実現に貢献できると信じています。低コストで導入可能でありながら、その効果は計り知れません。ぜひこの提案にご賛同いただき、実現に向けてご協力いただければ幸いです。 |
カテゴリー | 教育・文化・観光 |
受付日 | 2025年5月27日 |
公表日 | 2025年6月30日 |