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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 教育施策に関するもの |
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府民の声 | 私は若いころは大阪府民であり、現在、学校名が「府立○○高等学校」となった学校を卒業し、優良な企業に就職することができた。 母校は工科高校の中でもひときわレベルが高く、当時の学力偏差値は60、電気科在籍生徒数が80人の所、800社1,500人余りの求人募集があり、全国の工業系の大手企業には必ず卒業生が在籍していた。□□氏 や△△氏をはじめとした国内の名だたる企業の創業者を輩出するなど、この学校の卒業生であることは、長年私にとって非常に名誉な事であった。 ところが、数年ほど前から卒業OBの間で、「○○高等学校の学力レベルが落ちて就職あっせんも困難な状態」といううわさがささやかれており、今年度の卒業生は29人と学校規模も縮小されている。 交通の便もよく、学校設備も最新のものを置いているのに、以前分校であった◇◇高等学校への併合が予定されており、私は卒業生として非常に歯がゆい思いだ。 私立高校への就学支援を手厚くし、公立学校への設備投資を削減するということは、大阪府が今まで築き上げてきた優秀な人材を育成するスキルを無駄にすることであると私は思う。 仮に私立高校に進学し大学を卒業したとしても、社会人のスタート時に奨学金の返済で窮するような状態に置くということは、必ずしも府民への支援にならないと私は思う 大阪府は私立高校への支援ではなく、既存の優良な公立高校への設備投資や授業内容の拡充をするべきだ。 |
カテゴリー | 教育・文化・観光 |
受付日 | 2025年3月12日 |
公表日 | 2025年4月30日 |