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府民の声 公表(詳細)

テーマ 府の防災対策に関するもの
府民の声 自身は、大阪府や関東でお店をいくつか経営しており、大阪府では百貨店に2店舗出店している。先日、知り合いの1級建築士の方とそのお店に行った際に、百貨店の緊急事態対策として、従業員が黄色の札を持って地下街の人を誘導する様子をモニターで流していた。
そのモニターを見た1級建築士の方が言うには、南海トラフは震度8くらいが想定されているが、もしこの建物で、実際に震度8の地震が起きれば、人間の脳はパニックに陥り、状況によっては真っ白になるし、飲食店等でお酒を飲んで酔っ払っている客もいるはずだから、こんな悠長な方法では、誘導などできないだろう。館内の避難経路を大きく矢印など示し、黄色や青色等の色分けをするなどして誰にでもわかるようにしておくなど、日ごろから対策をするべきとの事だった。
大阪府は民間企業がどのような災害対策をしているのかを把握し、府からも民間企業に有効な対策等を周知するべきだ。
さらに、南海トラフ地震が発生した場合は、2メートル程の津波が来ると言われている。しかし大阪府のすすめるIRカジノは大阪湾の人工島を予定地としているが、海上であるこの人工島では、ひと度、地震や津波が発生すれば被害は大きく、また、陸地とのアクセスが悪いので、けが人などの救急搬送も難しい。このような場所にIRカジノを作るべきではない。
また、国際情勢を鑑みれば、日本と外国との貿易関係が途絶える可能性があり、食料をはじめ様々な物資を外国からの輸入に頼っている日本は食料不足に陥るだろう。大阪府は災害時の食料備蓄に加え、有事に備えた食料も確保しておくべきだ。
カテゴリー くらし・環境
受付日 2024年10月3日
公表日 2024年11月29日