ここから本文です。
府民の声 公表(詳細)
テーマ | 大阪・関西万博に関するもの |
---|---|
府民の声 | 子どもの命と安全が保障されていない中で「大阪・関西万博への学校単位での子ども招待」事業の中止を、大阪府及び大阪府教育委員会に強く求めます 私たちは、かつて大阪の学校に勤め、子どもと教育に直接かかわってきた経験を持つものです。いうまでもなく子どもと教育には、「子どもの命と安全」が最優先されなければなりません。 この間、大阪・関西万博への「子ども招待」事業をめぐって、様々な問題が発生しています。 学校現場は、「子ども招待」事業への参加の有無を含め、様々な不安と問題点を指摘しています。 私たち退職教職員も、「子ども招待」事業には、次の問題点があることを指摘します。 会場となる夢洲では、深刻な土壌汚染とガス爆発事故の危険性が放置されています。会場への移動手段の確保と交通費負担も深刻な問題です。会場内でのトイレや休憩・昼食場所の確保も現状では未解決のままです。 こうした問題点が解決されない中で、「大阪・関西万博への学校単位での子ども招待」事業は、子どもと教育にとって大きな混乱を招くことになります。 本来、学校行事は、子どもの発達段階や地域の実情、安全の確保などを考慮して、各学校・学年が主体的に検討。実施すべきものです。これまでも学校教育の自主性。中立性を確保しながら、校外学習などの学校行事は、十分な下見も含めて、各学校・学年で検討し実施されてきました。 学校における行事等含む教育課程(編成権)は、「各学校において、教育課程を編成する」(学習指導要領総則1の1 )と述べられており、教育課程編成に外部から介入。干渉することは許されません。 「子ども招待」事業は、子どもと教育に「学校単位で」万博への参加を事実上押しつけるもので、容認できません。 こうした趣旨から、私たち退職教職員は、「大阪・関西万博への学校単位での子ども招待」事業の中止を強く求めます。 子どもの命と安全が保障されていない中で「大阪・関西万博への学校単位での子ども招待」事業の中止を、大阪府及び大阪府教育委員会に強く求めます。 学校では上からの指示命令があればそれに従わなければならないと思います。夏の暑い時期や小学1年生や2年生は万博会場をみても興味がないのでは第一は子どもの安全です。 |
カテゴリー | 教育・文化・観光 |
受付日 | 2024年8月8日 |
公表日 | 2024年9月30日 |