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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 教育施策に関するもの |
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府民の声 | 10月下旬、忘れ物を取りに学校に行った6年生児童と親がいました。通用門(内開き式)を出る際に、見知らぬ一般人が隣接する校門(引き戸式)を急速に開けたため、児童の指がギロチンのように挟まり、指を開放骨折する大ケガをしました。検証した警察によると、もし児童が逃げるのがコンマ何秒遅かったら上半身を挟まれ大惨事になっていました。 事件二日後に、親は第二の被害が起こってはいけないと、学校長に対して皆に周知してほしい旨伝えたところ、その翌日に各担任から全児童に簡単な説明と、門に接触しないようにとの口頭注意に終わり、全保護者への伝達はないままでした。 一部の保護者がこの事件の詳細を知ったのは、11月中旬PTA実行委員会です。 たまたま児童の保護者が委員で出席者だったため、改めて事件の詳細と、学校に対して緊急に手紙等で事件を周知させるよう要望しました。ところが学校長は『被害者の保護者の思いを汲んで今日まで公表しなかった』旨の説明をしました。 児童の親は、『学校から公表してもいいか?など質問されたことがなく、その真逆で再発防止のため事件の公表を望んでいる』状態です。 問題は二点です。 (1)学校の門扉の構造上の大欠陥 門扉の大欠陥は、かの大阪府東部地震で高槻市の小学校のコンクリート壁が崩れて児童が死亡した事故と同様、大阪府全体で共有し、府下の全小学校にて一斉に緊急点検すべきの大問題です。安全であるはずの学校でなぜこのような事故が起こったのか、検証し再発させてはいけません。 (2)学校がなぜ公表に及び腰なのかという問題 親は学校の建造物管理責任を問うているわけでもなく、ただただ第二の被害を防ぐために手紙を出すよう要望しています。それが、学校長は、ほかの保護者から自分への問い合わせがないという理由で、手紙をだすことを即断しませんでした。一保護者が学校の事を知ることは、子どもからの声や噂しかなく、このような重大事件の詳細を知らされていない段階で、どうやって問い合わせできましょうか??本末転倒です。 被害児童の保護者は、この一か月近く通院や警察との対応に追われながらも早急に門扉の危険性を周知させるよう学校に訴え続けてきました。 以上、大阪の良識を信じて寝屋川市、教育委員会への働きかけを望みます。 |
カテゴリー | 教育・学校・青少年 |
受付日 | 2022年11月21日 |
公表日 | 2022年12月28日 |