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府民の声 公表(詳細)

テーマ 教育施策に関するもの
府民の声 「いじめ」は、子ども社会だけでなく大人社会の中にも存在しているのだが、子ども達は将来社会を築いていく様々な可能性を秘めている存在であるだけに、その将来性のある芽を萎ませたり腐らせたりしないように育てていくことが大人達先輩の役割ではなかろうか。
近年の「いじめ」問題は幼少期から学童期、中学生から高校生に至るまで様々な形で存在しているにも拘わらず、一向に適切に対応がなされていないため不登校やひきこもりの原因となり社会問題化している。教職員間でも「いじめ」実態を感じ取ることさえできず、「いじめ」問題を解決する能力に欠けるため、見ざる聞かざる言わざるの態度で責任放棄している人物が多いということになる。「いじめ」の原因がどこにあるのかを推測し確認し解決策を練るという手段を実行する勇気も気概も無い人達だから一向に解決しないのである。この様な人物を教育関係者として採用し続けてきた採用決定者の責任は重罪である。同時に採用決定者を指名してきた人物も同罪である。この様な教育現場担当者と教育行政関係者の無知と無為無策が「不登校」から「ひきこもり」という大きな社会問題化させてしまい、解決の糸口さえ見つけれないで右往左往している現状は、教育関係者だけでなく保護者たる大人達も同様である。
「いじめ」問題にも増して重要なことは【人間性を育む=心を育む】ということである。このことが社会共通認識となれば、自ずと「いじめ」問題は解消するに違いない。
日本の伝統的人間性の育て方を発掘し現代に通用する内容に確立していただきたいものである。それを日本人の共通認識としたならば、しっかりした自立性のある人物が幼少の頃から育つ筈である。自立性がある人物は自己肯定感と共に自身も身に付いているから、「いじめ」などがあったとしても対処する能力は十分に具わっていることになる。
誕生から2歳までの幼少期の育て方接し方が、自己肯定感を育み、自身のある人格形成へとつながり、いかに重要かであるかを理解すべきであり、それがどういう行為なのか具体的内容とともに意義が周知されなければならない、緊急事態である。そのことが社会の中(特に教育行政と福祉行政)で欠落していることである。
カテゴリー 教育・学校・青少年
受付日 2023年2月20日
公表日 2023年3月31日